Apache、LDAP管理ソフト「Apache Directory Studio 1.4」リリース
Apache Software FoundationのApache Directory Teamは4月10日、EclipseベースのLDAPブラウザ/ディレクトリクライアントの最新版「Apache Directory Studio 1.4.0」をリリースした。Windows、Mac OS X、Linuxの各OSにスタンダロンのRCPアプリケーションとしてダウンロードできるほか、Eclipseプラグインを直接インストールすることもできる。
Apache Directory Studioは、Javaで作成されたEclipse RCP(Rich Client Platform)アプリケーションで、Eclipseプラットフォームの機能を最大限に利用できる。Apache Directoryのサブプロジェクトとして開発されており、LDAPブラウザ、LDIF(LDAP Data Interchange Format)エディタ、「Apache Directory Server(DS)」向けACIエディタ、ディレクトリスキーマエディタ、Apache DS設定などの機能を持つ。
最新版では、LDAPブラウザでDITを容易に検索する「DIT Quick Search」、検索のコピー&ペースト対応、一般時刻「GeneralizedTime Value Editor」などの新機能のほか、エラー処理の強化、一般属性処理の強化などが加わった。RCPアプリケーションでは、Eclipse 3.4.2の依存性をバンドルした。
このほか、アプリケーションとプラグイン全体で、英語のほか、ドイツ語とフランス語にも対応した。
最新版は、同プロジェクトのWebサイトより入手できる。
Apache Software Foundation
http://www.apache.org
Apache Directory Studio
http://directory.apache.org/studio/index.html