マイクロフォーカス、COBOL開発環境向けEclipseプラグインなどを出荷開始
マイクロフォーカス(本社:東京都品川区)は、同社のCOBOL開発環境製品に追加して、Eclipse IDE上でCOBOLアプリケーションを開発できるプラグイン「Eclipse AddPack」を2009年2月2日から出荷する。Windows版「Micro Focus Net Express 5.1J」およびUNIX/Linux版「Micro Focus Server Express 5.1J」用で、年間保守サービスの一部として希望者に無償提供する。
Eclipse AddPackは、パースペクティブなどのEclipse機能を活用したCOBOL開発を可能にするプラグイン。エディタもEclipse形式に準拠し、構文やCOBOL起動構成のバックグラウンドチェック機能などを搭載。Micro Focus製品が備えるCOBOL特有のプロジェクト機能、編集・デバッグ機能、総合的なヘルプが利用できる。
また、COBOLデータへのアクセスツール「Micro Focus DB Connectors」と「Micro Focus XDBC」の2製品を発売する。DB Connectorsは、COBOLのI/O文を、データベースで解釈できるSQL命令やODBC命令に自動的に変換して、リレーショナルデータベースへの接続を可能にする。Oracle用、Microsoft SQL Server用、IBM DB2用の3種類。価格は60万9000円(同時10ユーザーの場合)から。
XDBCは、SQL要求をCOBOLのI/O動作に変換し、COBOLデータをODBC準拠のデータセットに変換する。索引や相対などCOBOLのデータファイルを、Microsoft Officeなどで検索・更新できるようになる。JDBC準拠のJavaアプリケーションからのアクセスも可能。価格は84万円(初期5ユーザーの場合)から。
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