米Red Hat、SOAに対応したEclipseベースIDE「JBoss Developer Studio 2」を発表
米Red Hatは3月23日(米国時間)、Eclipseベースの統合開発環境(IDE)の最新版「JBoss Developer Studio 2 Portfolio Edition」を発表、提供を開始した。JBossミドルウェアを統合することで、開発から実装までの作業と時間を短縮する。
Eclipseベースの開発ツールセット「JBoss Tools 3」を土台に、JBoss Enterpriseブランドのランタイムとツールを組み合わせた。堅牢な統合開発環境を提供、リッチなWebアプリケーション、ミッションクリティカルアプリケーションの開発や、複数のサービスの統合に利用できるという。
「JBoss Enterprise Application Platform」「JBoss SOA Platform」「JBoss Enterprise Data Services Platform」「JBoss Enterprise Portal Platform」などの自社ミドルウェア技術、管理サービス「JBoss Operations Network」、開発ツール「OpenJDK」、サーバー「Red Hat Enterprise Linux」などを統合した。JavaEE、Java EEフレームワークのJBoss Seam、Hibernate、AJAXなどの技術を、標準ベースのSOAの一部として利用できるという。
JBoss Developer Studio 2 Portfolio Editionは、サブスクリプション形式で提供する。サブスクリプションに含まれるのは、ソースコード、パッチ、アップデートのみで、開発者向けサポートは別途「Developer Subscription」を購入する必要がある。
米Red Hat
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