フィックスターズ(本社:東京都港区)は2009年12月16日、並列コンピューティングフレームワーク「OpenCL」に対応したコンパイラ「FOXC」(Fixstars OpenCL Cross Compiler、フォクシー)を開発、ベータ版を公開した。高速なOpenCLソフトウェアを開発できるという。
JetBrains、オープンソース版を追加したJava IDE最新版「IntelliJ IDEA」発表
チェコJetBrainsは12月8日(チェコ時間)、Java統合開発環境(IDE)の最新版「IntelliJ IDEA 9.0」を発表した。予定通り、オープンソース版と商用版の2本立てとなっている。
「Groovy 1.7」RC版が登場
Java仮想マシン向けのスクリプト言語「Groovy」の開発チームは11月27日、最新の安定版「Groovy 1.6.6」と「Groovy 1.7」のリリース候補(RC)版を同時に公開した。同プロジェクトのWebサイトよりダウンロードできる。
TOPPERSプロジェクト、トレースログ可視化ツールをオープンソースで公開
ITRON仕様準拠のオープンソース組み込みOSを開発するNPO法人TOPPERSプロジェクトは2009年11月18日、トレースログ可視化ツール「TraceLogVisualizer」(TLV)をオープンソースソフトとして公開した。さまざまな形式のリアルタイムOSやアプリケーションのトレースログをグラフィカルに表示できる。
Windows 7に完全対応したインテル コンパイラー 11.1
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Windows 7の導入にあたり、いままで使っていたアプリケーションや開発ツールが新しい環境でも正しく動作するか気になっているユーザーも多いだろう。そこで本記事では、Windows 7環境でのインテル コンパイラーやVisual Studioといった開発ツールの動作確認や、Windows 7向けのWindows SDKの導入、そしてパフォーマンス検証など、Windows 7上での開発環境の利用について紹介する。
米Google、スクリプト言語とコンパイル言語の長所を兼ね備えた新プログラミング言語「Go」を公開
米Googleは11月10日(米国時間)、最新の実験的開発言語「Google Go」をオープンソースプロジェクトとして公開した。生産性が高く楽しいプログラミングの実現を目指すという。専用のWebサイトでソースファイル、コマンドドキュメンテーションなどを入手できる。
RubyのJava実装「JRuby」最新版登場、「Ruby 1.8.7」をサポート
RubyのJava実装である「JRuby」の開発チームは11月2日、最新版「JRuby 1.4.0」を公開した。「Ruby 1.8.7」をサポート、Windows向けのインストーラも搭載した。JRuby.orgのWebサイトよりダウンロードできる。
ナノコネクト、Androidアプリ開発者育成カリキュラムを開講
ナノコネクト(本社:神戸市)は、携帯電話プラットフォーム「Android」のアプリケーション開発者育成カリキュラム「Androidエデュケーション」を2009年12月から、大阪、神戸、東京の3都市で開講する。実践的なカリキュラムによって、基礎から自立的なAndroidアプリ開発までを習得する。
米Microsoft、Eclipseと「Windows 7」、「Azure」の相互運用プロジェクトを発表
米Microsoftは10月28日(ドイツ時間)、ドイツで開催中の「Eclipse Summit」にて、オープンソース統合開発環境(IDE)「Eclipse」と自社技術との相互運用性のための取り組みを3つ発表した。「Windows 7」、「Windows Server 2008 R2」、「Windows Azure」、「Silverlight」が対象となる。
Zend、原因分析機能を追加したPHPアプリサーバー「Zend Server 5.0」
米Zend Technologiesは10月20日(米国時間)、PHP Webアプリケーションサーバーの最新版「Zend Server 5.0」のベータ版を発表した。問題の原因分析、性能とリスポンス性の強化などの機能が加わった。
Nokiaが「Qt 4.6」ベータ版を公開、認定プログラムも導入
フィンランドNokiaは10月14日(ドイツ時間)、クロスプラットフォームのUI開発ツールの最新版「Qt 4.6」ベータ版および統合開発環境(IDE)の最新版「Qt Creator 1.3」ベータ版を公開した。
GitのC#実装「GitSharp」、バージョン0.1.3リリース
GitSharp Teamは2009年10月11日、GitをC#で実装した「GitSharp 0.1.3」をリリースした。GitSharpは.NET frameworkおよびMonoから利用できるGit実装で、Gitと互換性のある軽量ライブラリを目指している。
インテル コンパイラーで試す次世代C++規格「C++0x」
インテル コンパイラーではOpenMP 3.0やC++ラムダ関数、並列コンパイルといった、新規格や最近注目されている機能がいち早く取り入れられている。本記事では、インテル コンパイラーが採用した新規格について解説する。
Real Software、Visual Basic 5/6プロジェクトを「REALbasic」向けに変換するツールをリリース
米Real Softwareは2009年8月4日(米国時間)、Visual Basicプロジェクトを同社のオブジェクト指向開発環境「REALbasic」のプロジェクトに変換するツール「Visual Basic移植アシスタント」を公開した。同社のWebサイトから無料でダウンロードできる。
米Sony Pictures子会社、CGツール関連のオープンソースプロジェクトを公開
映像プロダクション会社、米Sony Pictures Digital Productionsの子会社であるSony Pictures Imageworksは7月30日(米国時間)、コンピュータグラフィックス分野向けの開発ツールやライブラリをオープンソースでローンチした。専用Webサイトをオープンし、3DのCGソフト「Maya」向けのカメラマスキング用プラグイン「Maya Reticule」など5つのプロジェクトを公開している。
JetBrains、言語指向プログラム「MPS 1.0」リリース
チェコのソフトウェアベンダーJetBrainsは7月24日(現地時間)、目的に応じてプログラミング言語を作成/拡張できるソフトウェア開発環境の正式版「JetBrains Meta Programming System(MPS)1.0」を発表した。言語指向プログラム(LOP)という新しいコンセプトを土台にしたもので、初の正式版となる。Windows、Mac、Linuxに対応、ビルドやソースコードを同社Webサイトより入手できる。
Apache、「Apache IvyDE 2.0」リリース
Apache Software Foundation(ASF)の開発者は7月13日、Ivyを開発環境に統合するためのEclipseプラグイン「Apache IvyDE 2.0」をリリースした。プロジェクトのWebサイトよりダウンロードできる。
Parallel Studioを活用したソフトウェアの並列化:AACエンコーダを高速化する
プログラムの高速化が強く求められている分野の1つに、画像処理や音声処理、動画処理といったマルチメディア処理が挙げられる。これらのプログラムは処理すべきデータ量も多く、また行う処理も非常に複雑である。そのため、PCの処理速度が向上した現在でも「時間がかかる処理」の代表であり、このような処理にこそ並列化による処理速度の高速化が期待されている。本記事ではフリーの音声エンコーダ「FAAC」をインテルの並列プログラミング支援ツール「Parallel Studio」を使って並列化し、その処理速度を高速化する試みを紹介する。
並列アプリケーションを作ってみよう
インテルのCoreシリーズCPUが登場して以来、マルチコアCPUは爆発的に普及している。現在では比較的低価格なCPUでも複数のコアを搭載するようになり、現在販売されているPCのほとんどはマルチコアに対応しているといっても過言ではない。しかし、まだマルチコアCPUの性能を生かす、並列処理を行っているアプリケーションは多くない。
Eclipseユーザー調査を発表、進むLinuxの利用、Subversion人気
Elicpse Foundationは5月27日、ユーザー調査結果を発表した。Eclipse開発者の間では、開発と実装でLinuxの利用が増加しており、ソース管理で「Subversion」の利用が群を抜いている実態などが明らかになった。