Apache、「Apache IvyDE 2.0」リリース
Apache Software Foundation(ASF)の開発者は7月13日、Ivyを開発環境に統合するためのEclipseプラグイン「Apache IvyDE 2.0」をリリースした。プロジェクトのWebサイトよりダウンロードできる。
IvyDEはIvyをEclipseに統合するプラグインで、Java Eclipseプロジェクトにおけるivy.xmlでの依存関係を管理できる。Javaプロジェクトのクラスパスに貢献するクロスパスコンテナを提供、ivy.xmlファイルのエディタ、コンソールなどで構成される。WTPやAntなどのプラグインとの併用も可能だ。
最新版では、ワークスペースで解決する機能が追加された。これにより、IvyDEが直接EclipseプロジェクトにおけるIvy依存関係を検索できるようになった。ただし、同機能は実験的なものであり注意が必要という。
このほかの機能としては、ユーザードキュメンテーションがEclipseヘルプセンターよりアクセス可能となったほか、Ivy設定にあわせてプロプライエタリなファイルをロード可能となった。ivyconf.xmlの変数をサポート、ivy.xmlテンプレートにivy.xsdが加わった。
Apache Software Foundation
http://www.apache.org/
「Apache IvyDE」プロジェクトページ
http://ant.apache.org/ivy/ivyde