GitのC#実装「GitSharp」、バージョン0.1.3リリース
GitSharp Teamは2009年10月11日、GitをC#で実装した「GitSharp 0.1.3」をリリースした。GitSharpは.NET frameworkおよびMonoから利用できるGit実装で、Gitと互換性のある軽量ライブラリを目指している。
GitSharpを利用することで、Gitのオブジェクトデータベースを操作したり、Gitリポジトリを操作することが可能となる。これにより、C#開発者はGitと連携するアプリケーションを容易に開発できるようになるほか、分散ファイルシステムやP2Pによるファイル配布システムといった用途での利用も考えられるという。
GitSharpはGitのJava実装「jgit」をベースに開発されており、GitSharp 0.1.3ではコードの移植が完了、ライブラリのコア部分である「GitSharp.Core」が実用レベルに達しているとのこと。また、GitSharpを利用して実装されたリポジトリブラウザがデモとして付属する。ただし、コマンドラインインターフェイスについてはまだアルファレベルの完成度としている。
GitSharpのソースコードはWebサイトからダウンロードできるほか、github内の公開Gitリポジトリからも入手できる。
GitSharp
http://www.eqqon.com/index.php/GitSharp
github上のGitSharpページ
http://github.com/henon/GitSharp.Demo