米Facebookは3月14日、データセンターのエネルギー利用効率指標「PUE」(Power Usage Effectiveness)および水利用効率を示す「WUE」(Water Usage Effectiveness)を収集して表示するダッシュボードシステムのソースコードを公開した。データを収集するためのバックエンドとWebブラウザからアクセスして利用するフロントエンドから構成されており、ともにBSDライセンスで提供されている。
SSDやioDriveの実力はいかほど? 「さくらの専用サーバ エクスプレスG2シリーズ」を試す
さくらインターネットのレンタルサーバー「さくらの専用サーバ エクスプレスG2シリーズ」は、4コアCPUのサーバーをリーズナブルな価格で利用できることに加え、SSDやioDriveといった高速なストレージを選択できるのが特徴だ。これら高速ストレージの実力はいかほどなのか、ベンチマークテストでその能力をチェックしていく。
クラウド基盤ソフトウェアEucalyptus、次期版は完全にオープンソースに
クラウドコンピューティングプラットフォームを提供する米Eucalyptus Systemsは6月19日(米国時間)、次期版「Eucalyptus 3.1」よりエンタープライズ版とオープンソース版を1本化するという方針を発表した。GitHubでコードを公開し、開発を進める。
さくらインターネット、外気冷房を採用した石狩データセンターを開所
さくらインターネットは11月15日、北海道石狩市に新たなデータセンター「石狩データセンター」を開所、運用を開始した。サーバーの冷却に外気冷房を採用、高いエネルギー効率を実現する。
NTTコム、KVMを採用したクラウド型仮想ホスティングサービス
NTTコミュニケーションズ(本社:東京都千代田区)は、Linuxカーネル標準装備の仮想化技術「KVM」を採用したクラウド型ホスティングサービス「グリーンホスティング ベーシック」の無償トライアルを2009年10月15日から開始する。期間は3月まで。レッドハットと協力しながら、2010年4月の商用化に向けて検討を進めていく。
at+link、オープンソースソフトを利用した低コストのクラスタリングサービス
サーバホスティングサービスのリンク(本社:東京都港区)とエーティーワークス(本社:富山市)は2009年9月1日、オープンソースソフトを使ったクラスタリングサービス「Easyクラスタリンク」の提供を開始した。両社が共同運営する専用サーバサービス「at+link」のオプションで、サポート付きで月額4万7250円に料金を抑えた。
NTTデータイントラマート、Webシステム構築基盤にSaaS向け拡張版をリリース
NTTデータイントラマートは、オープンソースベースのWebシステム構築基盤「intra-mart WebPlatform Ver.7」に、SaaSアプリケーション基盤として求められる要件を追加した「SaaS拡張版」を2009年3月2日リリースした。SaaS事業者および企業向けに販売する。
オープンソースのホスティング管理ツール「ispCP Omega」正式版がリリース
オープンソースのホスティングコントロールパネルを開発するispCP Teamは2月26日、「ispCP Omega 1.0」安定版を発表した。UNIX/Linuxに対応、あらゆるWebホスティングのニーズに対応するとしている。
HDE、ホスティングサーバ管理ツール最新版「HDE Controller 6 ISP Edition」
HDE(本社:東京都渋谷区)は、ホスティング事業者向けLinuxサーバ管理ソフトの最新バージョン「HDE Controller 6 ISP Edition」を2009年2月27日発売する。スパムメール対策機能において、メールサーバの安定性やセキュリティを高めて負荷を軽減させた。価格(1年間サポート付き)はパッケージ版が15万2250円、ダウンロード版は12万1800円。
ノベル、異機種混在データセンター向けの仮想化支援製品群「PlateSpin Workload Management」
ノベルは2009年2月6日、仮想化環境移行用の包括的なデータセンター運用・仮想化管理製品群「PlateSpin WorkloadManagement」を発表した。異機種混在環境のデータセンターで、物理環境から仮想化環境への移行と最適化を支援する。移行プランニング、ワークロード保護、リソース管理などの製品からなり、パートナー企業を通じて販売する。
自己修復型のデータセンター自動化ソフト「cfengine 3.0」がリリース
ノルウェーCfengineは1月2日(ノルウェー時間)、オープンソースのデータセンター管理ソフトウェア「cfengine 3.0」をリリースした。独自理論を土台とした自己修復機能を特徴とする。同社Webサイトよりダウンロードできる。
米IBMが20億ドルを投資し新情報戦略──30種以上の製品・サービスを発表
米IBMは9月8日(フランス時間)、最新の情報イニシアティブ「Information Infrastructure」を発表した。過去3年間で20億ドルをつぎ込んだもので、30種類以上のストレージハードウェア、ソフトウェア、サービスを一気に発表した。クラウドコンピューティング時代に向け、戦略を示した形となる。