米IBM、モジュラー構成データセンターを発表 2008年6月12日15:58 米IBMは6月11日(米国時間)、モジュラー式データセンター「IBM Modular Data Center」とストレージ仮想化ソフトウェア「IBM SAN Volume Controller(SVC)4.3」を発表した。1年前に開始した省電力の取り組み「Project Big Green」を進めるものとなる。
Levantaよ、安らかに眠れ 2008年6月2日10:31 最初はすばらしいアイデアに思えた。Linuxは末端部門のサーバからデータセンタへと進出しつつある。だったら、仮想化によるLinuxのライフサイクル管理機能を備えた、データセンタの自動化ソリューションを提供しない手はないはずだ。それがすばらしいビジネスアイデアであることに変わりはない。だが、Levantaはその実行に失敗した。
NEC、消費電力を最大40%削減したデータセンター向けラックサーバ 2008年5月16日22:14 NECは2008年5月16日、従来比で最大約40%低消費電力化したデータセンター向け2Wayラックサーバ「Express5800/i120Ra-e1」の販売を開始した。1台あたりの消費電力を待機時126Wに抑えた。最小構成価格は20万9000円から。
米IBM、消費電力管理ソフトとグリーン化評価ツールを発表 2008年5月2日12:39 米IBMは4月30日(米国時間)、データセンターの消費電力を追跡・管理する「IBM Systems Director Active Energy Manager(AEM)」、それにグリーン化の取り組みを測定するオンラインツールを発表した。同社が昨年5月に発表したグリーンITイニシアティブ「Project Green」を推進するものとなる。
米IBM、省エネ型Web 2.0向けサーバー「iDataPlex」を発表 2008年4月24日15:16 米IBMは4月23日(米国時間)、低消費電力を特徴とする大規模データセンター向けサーバーカテゴリ「IBM iDataPlex」を発表した。OSはLinuxを採用し、顧客が構成オプションを選択して発注する。オンラインゲーム、SNS、検索など、Web 2.0サービスを提供するインターネット企業に最適としている。
NEC、iDCや企業向けのデータセンター構築ソリューション提供開始 2008年4月17日20:53 NECは2008年4月17日、iDCや企業内データセンター向けの「次世代データセンター構築ソリューション」を発表、販売活動を開始した。建屋の設計管理・施工から、ITインフラ構築、ネットワーク構築、サービス提供までを含めて体系化した。
米IBM、クラウドコンピューティングで2大学と共同開発 2008年3月27日20:34 米IBMは3月26日(米国時間)、ジョージア工科大学とオハイオ州立大学の2大学と協力してクラウドコンピューティング分野の開発を進めることを発表した。クラウドコンピューティング向け自律機能などの技術開発のほか、IT専門家のトレーニングなども行う。
リンクとレッドハット、RHELプレミアホスティングパートナー契約 アジア地域初 2008年3月13日19:47 リンク(本社:東京都港区)は2008年3月13日、レッドハット(本社:東京都渋谷区)との間で、Red Hat Enterprise Linux(RHEL)をベースにサーバの貸し出しサービスを行うパートナープログラム「プレミアホスティングパートナー」の契約を締結したと発表した。同プログラムのアジア地域で初のパートナーとなる。
日本HP、「グリーンIT」に向けたデータセンターの省電力ソリューション第一弾 2008年2月21日19:35 日本ヒューレット・パッカード(日本HP)は2008年2月21日、データセンターの省電力化ソリューションを発表した。環境に配慮したIT化の取り組み「グリーンIT」の具体的な取り組みの第1弾で、水冷システム、直流電源モジュール、空調最適化ソリューションの3製品・ソリューション。同日、受注を開始した。
KCCSとオーリック、「D@TA Center」向けにWebアクセス解析のASPサービス 2008年1月30日09:32 京セラコミュニケーションシステム(KCCS、森田直行社長)とオーリック・システムズ(幾留浩一郎社長)は、KCCSのインターネットデータセンター「D@TA Center」向け運用支援サービスを強化し、ASP型の「Webアクセス解析サービス」を1月24日に開始した。価格は共用プランが1サイト当たり月額2万1000円から、専用プランは別途見積もり。
HDEがLinuxサーバ管理ソフト最新版を発売、新たに仮想環境対応版を追加 2008年1月28日19:17 HDE(本社:東京都渋谷区)は、Linuxサーバ管理ソフトの最新版「HDE Controller 5」を2008年1月31日発売する。従来の企業向け「Professional Edition」、自治体向け「LG Edition」のほか、VMWareの仮想環境向け「Virtual Edition」を追加した。「Virtual Edition」の新ライセンス体系では、仮想環境へは従来版の半額以下の単価で導入可能という。
SPEC、サーバのエネルギー効率を評価するベンチマークのテスト・スイートを公開 2007年12月19日11:56 米国に本部を置く非営利企業で、サーバ・ベンダー各社が使用するベンチマークの開発を手がけるStandard Performance Evaluation Corporation(SPEC)が先ごろ、エネルギー効率を基準にシステムを評価するよう設計したベンチマークのテスト・スイートをリリースした。
NECの1Uハーフサーバで電力コストを削減し、サービスの競争力を強化――カゴヤ・ジャパン株式会社 2007年12月14日10:00 京都府に本社を置くカゴヤ・ジャパン(以下、カゴヤ)は、レンタルサーバを中心としたインターネット・サービスを提供する通信事業者である。レンタルサーバは価格競争が激しいサービスだが、カゴヤではサービスの質を落とさずに競争力を高めるために、NECの1Uハーフサーバを大量導入しているという。
ストレージの電力効率を改善する「5つの実践」 2007年12月13日14:01 データセンター管理者は、サーバの電力消費量については重要性を認識しているが、ストレージの電力消費量に関しては意外にも注目していない。特にSAN環境を統合することで得られる省電力化のメリットは、“データセンターのグリーン化”を推進するうえでもキー・ポイントになる。そこで本稿では、ストレージの電力消費量の現状について述べたのち、その利用効率の改善を図るうえでやるべき「5つの実践」を紹介する。
企業コンピューティング15領域のテクノロジー・トレンド予測[前編] 2007年12月11日13:39 空飛ぶ自動車、考える機械、部屋を掃除する子供たち──こうしたたぐいのものであっても、今はともかく、現実のものとなる日が来るかもしれない。だが、本稿で提示するのは、このようなあてずっぽうの占いではない。企業コンピューティングの15領域に関して、今日のテクノロジーをベースとして「次に来るテクノロジー」の予測を示す。なかには外れるものもあるだろうが、企業コンピューティングの未来像を考えるうえで、議論を深める一助になればと願っている。
IBM、クラウド・コンピューティングの導入支援構想を発表――Googleとの大規模Web分散コンピューティングの取り組みを企業向けに展開 2007年11月16日16:39 米国IBMは11月15日、企業のデータセンターを対象に、Webアプリケーションの大規模分散運用の新たなモデル「クラウド・コンピューティング」の導入を支援する「Blue Cloud」構想を発表した。
サン、移動型データセンター「Project Blackbox」を本邦初公開 2007年11月13日15:27 サン・マイクロシステムズは11月12日、輸送用コンテナにデータセンター機能を集約した移動型データセンター「Project Blackbox」を国内で初めて公開した。世界初の同プロジェクトを世界各地の60以上の都市で紹介するワールド・ツアーの一環として、稼働品が日本に初上陸した。
IBM、データセンター自律化のための新機能群を発表――「データセンター運用コストの削減に大きく寄与する」と同社幹部 2007年11月9日14:59 米国IBMは11月8日、同社が取り組むオートノミック・コンピューティングを適用したデータセンター自己管理のための機能群を発表した。
NEC iDCビジネスサポートセンター センター長に聞く――データセンターにおけるサーバ運用コスト削減の秘訣 2007年9月25日15:41 Salseforce.comに代表されるSaaS/ASP型アプリケーションの普及が急速に進んでいる。最近では、パッケージ・ソフトウェアの販売を事業の中心に据えてきたMicrosoftのような大企業までがこの市場への参入を表明し、ホスティング型アプリケーション市場は今後ますます拡大していくことが予想される。さて、SaaS/ASP型のアプリケーションを利用することで顧客企業は設備投資と運用コストを削減することが可能になるわけだが、その一方でサービスを提供するxSP事業者は競争力を向上・維持するために、サーバの構築・運用コストの削減に常に取り組まなければならない。