米HP、コンテナ型データセンターを発表
米Hewlett-Packard(HP)は7月16日(米国時間)、コンテナ型データセンター「HP Performance Optimized Data Center(HP POD)」を発表した。40フィート型コンテナに、通常のデータセンターの4000平方フィート分の能力を収容できるという。
データセンターに必要な機能をコンテナに収容した。最大3520ノードをサポート、3.5インチハードディスクを1万2000台搭載できる。新しいデータセンターとしての実装のほか、既存データセンターの設備増強用、災害復旧対策用などの用途で利用できるとしている。
業界標準技術をサポート、HPおよび他社の技術を利用できるなど柔軟性を特徴とする。電源や密度向けに設定を最適化することで、運用コストや電力コストを削減できるという。
モジュラー形式により、顧客の受注を受けて構築する。HPの設定サービス「HP Factory Express」を利用し、6週間で出荷が可能という。
コンテナ式データセンターは米Sun Microsystems、米IBMなども発表している。
米Hewlett-Packard(HP)
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