フィンランドMariaDBは2月2日(米国時間)、1億400万ドル規模のシリーズD投資ラウンドをクローズし、Angel Pond Holdingsと合併してニューヨーク証券取引所(NYSE)に株式公開する計画を発表した。「次の成長フェイズに入る」と意気込む。
元Red Hat CEOのJim Whitehurst氏がIBMプレジデント職を退任
米IBMは7月2日、プレジデントを勤めていたJim Whitehurst氏が現職を退任することを発表した。Whitehurst氏はRed HatのCEOを務めていた人物で、IBMによる買収とその後の統合で重要な役割を果たした人物。今後はシニアアドバイザーとして関わる。
SingerベースのELTプラットフォームMeltanoがGitLabより独立
オランダGitLabのELTパイプライン向けツールMeltanoプロジェクトは6月30日、スピンアウトして独立した事業として運営していくことを発表した。
韓SamsungがLinux Foundationのプラチナメンバーに、Linuxへのコミットを再表明
Linuxを推進する非営利団体Linux Foundationは6月5日、韓国Samsung Electronicsがプラチナメンバーとなることを発表した。Samsungはこれまでシルバーメンバーとして同団体に加入していたが、最高レベルのメンバーとして年50万ドルを出資する。
Linux特許企業のOIN、保護対象を拡大。Git、WebKit、OpenJDK、KVMなどもカバー
Linux特許管理のOpen Invention Network(OIN)は3月6日(米国時間)、保護対象とする「Linux System」の定義およびライセンシー向けの特許保護範囲の拡大を発表した。これにより、GitやWebKitなども保護対象となるという。
FSFがソフトウェア特許に反対するドキュメンタリー映画「Patent Absurdity」を公開
フリーソフトウェアを支援する非営利団体であるFree Software Foundation(FSF)は4月19日(米国時間)、ソフトウェア特許問題についてのドキュメンタリー「Patent Absurdity」(特許とその不条理さ)を公開した。米国で起きたビジネスモデル特許に関する裁判「Bliski事件」を中心にソフトウェア特許反対者と支持者の両方の意見を収録した映画で、専用Webサイトで視聴できる。
米SourceForge、オープンソースディレクトリの米Ohlohを買収へ
米SourceForgeは5月28日(米国時間)、オープンソースプロジェクトのディレクトリを提供する米Ohlohを買収することで合意したと発表した。買収金額は非開示。買収は規制当局の承認を得て2009年6月前半に完了を見込む。
経済危機の中にチャンスを見いだすOSS
現在の経済状況は、11月の外気温のごとく急速に低下しつつある。将来的な景気後退が不可避であるのは、誰の目にも明らかだ。株式市場も、ディズニーワールドのスペースマウンテンを疾走するジェットコースター並の乱高下ぶりを発揮し続けている。そして様々な意味において、オープンソース系のベンダやLinuxプロジェクトもそうした影響から無関係ではいられないのである。
企業の85%がオープンソースを導入、課題はポリシーとガバナンス~米Gartner
調査会社の米Gartnerは11月17日(米国時間)、企業のオープンソース導入動向に関する調査結果を発表した。現在オープンソース技術を導入している企業は85%、残る15%も「今後1年以内に採用する予定」と回答するなど、オープンソースが浸透していることがわかった。