米Oracleは7月24日(米国時間)、オープンソースの統合開発環境(IDE)「NetBeans IDE 7.2」をリリースした。「FindBugs」の統合などによって生産性を強化したほか、PHP 5.4のサポートなど言語サポートも強化されている。NetBeansのプロジェクトページより入手できる。
TeXの問題点を解決する開発環境を目指す!開発者に聞く:高機能なTeX・LaTeXコードエディタTeXstudio編

TeXstudioは、組版処理言語であるTeXやLaTeXによる文書作成を支援するマルチプラットフォーム対応エディタだ。TeXやLaTeXでは独自のコマンドを文書中に埋め込むことで段組や表の作成、テキストの装飾などを行うが、TeXstudioはこれらのコマンドをハイライト表示する機能やコマンドを補完する機能などを搭載している。このTeXstudioの開発者に、TeXstudioの機能や今後の新機能などについて話を聞いた。
Mozillaが「Firefox 14.0.1」をリリース、HTTPS接続でのGoogle検索がデフォルトに
Mozillaは7月17日、Firefox 14系で最初のリリースとなる「Firefox 14.0.1」をリリースした。6月5日に公開された「Firefox 13」以来のメジャーアップデートとなる。Mozillaは6月末に「Firefox Mobile 14.0」を公開しており、デスクトップ版とモバイル版のリリースを同期するため、「14.0.1」というバージョン番号でのリリースとなった。
MozillaがThunderbirdの開発方針を変更、今後は新機能追加を行わずメンテナンスのみに
Mozillaは7月6日、メールクライアント「Thunderbird」の開発に関する方針を発表した。今後は新機能の開発は行わず、セキュリティアップデートの提供のみを継続するという。理由については「革新的な製品にするという目標に到達しなかった」と説明している。
サーバーサイドJavaScript環境を含むアプリケーションプラットフォーム「Wakanda」、初の安定版をリリース
7月2日、オープンソースのJavaScriptアプリケーションプラットフォーム「Wakanda Production Release 2」がリリースされた。WakandaはJavaScript実行環境を含むサーバー「Wakanda Server」とJavaScriptライブラリ「Wakanda Framework」、開発環境「Wakanda Studio」などから構成されるJavaScriptアプリケーションプラットフォーム。サーバーサイドとクライアントサイドの両方をJavaScriptで実装することで、さまざまなデバイスに向けたアプリケーション開発を高速に行えるという。 Mac OS X、Linux、Windowsに対応、プロジェクトのWebサイトよりダウンロードできる。
簡単に利用できる高機能ファイル同期ツール「FreeFileSync」

多数のファイルやフォルダをバックアップしたりコピーしたい場合、ファイル同期ツールを利用すると便利だ。UNIX/Linuxでは「rsync」というコマンドラインツールが定番だが、Windows環境ではGUIでバックアップやコピーを行いたいというユーザーも多いだろう。今回紹介する「FreeFileSync」は指定した2つのフォルダ内にあるファイルを比較し、更新したものだけをまとめてコピーできるツールだ。
米Facebook、モバイルWebブラウザ向けテストツール「Ringmark」のオープンソース化を完了
米Facebookは6月15日、モバイルWebブラウザに向けたテストツール「Ringmark」のオープンソース化が完了したことを発表した。Ringmarkは個々のモバイルWebブラウザがどのような機能を実装しているかを簡単にチェックできるテストツールで、WebブラウザでRingmarkを稼働させているWebサイトにアクセスするだけでテストを実行できる。
米Microsoftがクラウドサービス「Azure」でLinux仮想マシンサポート、Pythonも利用可能に
米Microsoftは6月7日、クラウドサービス「Windows Azure」の最新プレビュー版を公開した。最新版ではInfrastructure as a Service要素が強化され、任意の仮想ハードディスク(VHD)からの仮想マシン起動やVPN機能などがサポートされた。これにより、Windows Azure上でLinux環境を動作させることも可能になる。
グラフィカルな管理ツールを用意し、Windows Serverも利用できるKVM型VPS「GMOクラウドVPS」の性能をチェック

GMOクラウドが提供するVPSサービス「GMOクラウドVPS」は、Windows ServerおよびLinuxに対応するVPSだ。仮想化技術にはKVMを採用し、高い自由度や堅牢性が特徴である。本記事ではこのGMOクラウドVPSが提供する機能の紹介やWindows ServerにおけるVPSの利用法、ベンチマークテストによる性能チェックなどを行っていく。
Mozilla、ARM版「Windows 8」においてIEは特権的地位を持っていると抗議
Firefoxを開発するMozilla Foundationが、米Microsoftが2012年内にリリースを予定している次期OS「Windows 8」のARM版について、「MicrosoftはInternet Explorer(IE)以外のブラウザを閉め出そうとしている」と抗議している。Webブラウザに選択肢が生まれる2004年以前の「デジタル暗黒時代に回帰することになる」とMozillaは警告する。
Microsoft Open Technologies、jQuery Mobile向けのMetroスタイルテーマを公開
JavaScriptでWebアプリを開発できる「Node.js」活用入門
Firefox 12が登場、Windows版はサイレントアップデートに対応
Mozillaが4月24日、「Firefox 12」をリリースした。Windows版では確認なしで自動的にアップデートをインストールすることが可能になり、セキュリティ修正や不具合修正も行われている。WindowsおよびMax OS X、Linux向けのバイナリが用意されている。
Python+tweepy+web.py+Azureストレージで作るTwitter連携アプリケーション

Webアプリケーション開発で考慮すべきことの1つに「データをどこにどのように保存するか」という点がある。最近ではストレージにMongoDBなどの非SQL型データベースや、Amazon Web ServicesのS3、GoogleのBigtable、MicrosoftのWindows Azureストレージといったオンラインベースのストレージサービスを採用する例も多い。本記事ではこのなかでもWindows Azureストレージに注目し、PHPやPythonといった言語からAzureストレージを利用する方法や、Twitterと連携するサンプルアプリケーションなどを紹介する。
オープンソースのオフィススイート「Calligra」正式版がリリース
KDE CommunityのCalligra Projectは4月11日、オフィススイート「Calligra 2.4.0」をリリースした。ワープロや表計算、プレゼンテーション、図形描画などの機能を持つオフィススイートで、同プロジェクト初の安定版リリースとなる。
Windows AzureでPerlやPython、Ruby、Git、SSH、MySQLを利用しよう

Windows AzureではPerlやPython、PHP、RubyなどによるWebアプリケーションの実行や、SSHによるアクセス、GitやMySQLの利用も可能だ。今回は前回作成した「FTPでアクセスできるWebサイト」をベースに、Windows Azure環境におけるPerlなどの言語環境構築や、SSH、MySQL、Gitなどのインストールについて解説する。
マルチトラックを扱える強力な音声編集ツール「Audacity」

iPodなどの普及や、音楽作成ソフトの低価格化により、PCで音声ファイルを扱う機会は増えた。最近ではただ音楽を聴くだけではなく、スマートフォン用の着信音作成やオリジナルの楽曲作成、PodCastの作成、ボイスレコーダーでの録音したファイルの編集など、音楽ファイルを編集する機会も増えている。このような作業に向けた、音声ファイルの編集や修正、エフェクト追加などを行えるフリーソフトが「Audacity」である。
UNIX/Linux目線のWindows Azure入門ガイド

「Windows Azure」はWindows Serverユーザー向けのクラウドサービスというイメージが強いが、実際にはUNIX/Linux向けアプリケーションも数多く利用でき、UNIXライクなサーバーとして利用することも可能だ。本記事では「UNIX/Linuxに親しんでいるがWindows Azureは初めて」というユーザーに向け、Windows Azureの概要や開発環境の構築、Windows AzureをFTPでアクセスできる一般的なレンタルサーバーのように利用する方法などを紹介する。
Pythonで書かれたテキストエディタ「Leo 4.10」
Pythonベースのアウトライン対応テキストエディタ「Leo(Leonine Editor with Outlines)」の最新版「Leo 4.10」が公開された。データオーガナイザー、プロジェクトマネージャーなどさまざまな用途に利用できるクロスプラットフォーム対応のアプリケーションで、Windows向けバイナリが用意されている。
「Go 1」リリース、米GoogleのGo言語がついに安定版に
米Googleは3月28日、同社が開発するプログラミング言語「Go」の安定版となる「Go version 1(Go 1)」を公開した。ライフサイクルを通じて互換性を確保するものとして言語の安定性にフォーカスしたという。Googleは同時に、Goに対応した「Google App Engine SDK」も公開した。