CSK Winテクノロジ(本社:東京都新宿区)とセンドメールは2009年10月30日、誤送信対策機能を備えたメールシステムを、顧客の「Windows Server 2008 Hyper-V」仮想環境に最適化して提供するサービスを開始した。顧客の仮想環境で稼働保証し、最短10日間で導入できるという。
NTTデータ、OSS運用管理ソフト「Hinemos」でVMwareを管理する「VM管理オプション」新版をリリース
NTTデータは2009年10月13日、オープンソースの統合運用管理ツール「Hinemos」から、最新バージョンの物理・仮想混在環境システム管理オプション「Hinemos VM管理オプション Ver.1.1」の出荷を開始した。パートナー企業を通じて提供する。
NTTコム、KVMを採用したクラウド型仮想ホスティングサービス
NTTコミュニケーションズ(本社:東京都千代田区)は、Linuxカーネル標準装備の仮想化技術「KVM」を採用したクラウド型ホスティングサービス「グリーンホスティング ベーシック」の無償トライアルを2009年10月15日から開始する。期間は3月まで。レッドハットと協力しながら、2010年4月の商用化に向けて検討を進めていく。
米Microsoftと米Red Hat、仮想化環境の相互運用性を実現
米Red Hatと米Microsoftは10月7日(米国時間)、自社サーバーOS上でお互いの仮想化技術の動作検証作業を完了し、顧客に共同サポートを提供すると発表した。顧客はLinuxとWindowsが混在する環境で仮想化を実装できるという。
ワイズテクノロジー、デスクトップ仮想化iPhoneアプリ「PocketCloud」
ワイズテクノロジー(本社:東京都千代田区)は2009年9月10日、iPhone/iPod touch用のデスクトップ仮想化アプリケーション「PocketCloud」を発表した。個人のデスクトップPCや仮想テスクトップ環境にiPhone/iPod touchからアクセスするソフトで、App Storeでダウンロード販売する。価格は2300円。
レッドハット、企業向けLinux管理ソリューション最新版
レッドハットは2009年9月9日、金融・ミッションクリティカル分野向けLinux管理ソリューションの最新バージョン「Red Hat Network Satellite 5.3」の提供を開始した。2008年6月に開始したオープンソースプロジェクト「Spacewalk」の成果を取り込んだ初の製品で、物理サーバと仮想サーバの両方を管理できる。
米Red HatがRHEL 5.4正式版を発表、KVMを商用レベルに
米Red Hatは9月2日(米国時間)、主力のLinuxディストリビューション最新版「Red Hat Enterprise Linux(RHEL) 5.4」の正式版を発表、提供を開始した。サブスクリプション顧客は自動でアップデートされる。
Xen.org、オープンなクラウドイニシアティブ「Xen Cloud Platform」発表
オープンソースのハイパーバイザー「Xen」を開発するXen.orgは8月31日(米国時間)、最新にイニシアティブ「Xen Cloud Platform(XCP)」を発表した。オープンソースのクラウドインフラを構築し、仮想化技術の相互運用性を実現するという。複数のオープンソース企業が賛同を寄せている。
ZFSベースのオープンストレージ「NexentaStor 2.1」
米Nexenta Systemsは8月17日(米国時間)、ZFSファイルシステムをベースとしたオープンストレージシステム最新版「NexentaStor 2.1」を発表した。
米VMwareがSpringSourceを買収へ――PaaSソリューション強化が目的
仮想化技術大手の米VMware(米EMC傘下)は8月10日(米国時間)、アプリケーションフレームワークなど開発技術を提供する米SpringSourceを買収することで合意したと発表した。買収金額は約3億6200万ドル。これにより、クラウド/仮想化が実現するアプリケーション主導のITに対応するソリューションを提供するという。
レッドハット、VMware仮想環境向けの「Red Hat Enterprise Linux」サブスクリプション
レッドハットは2009年7月28日、VMwareで構築した仮想環境向けのRed Hat Enterprise Linux(RHEL)サブスクリプション「Red Hat Enterprise Linux for VMware」の提供を開始した。1サーバ4仮想マシンまでの同時実行をサポートする。価格は「スタンダード」で1サーバあたり年間17万8000円(税別)。
シトリックス、XenServerの管理ツール「Citrix Essentials for XenServer 5.5」を発売
シトリックス・システムズ・ジャパン(本社:東京都千代田区)は2009年7月24日、サーバ仮想化環境管理ツール「Citrix Essentials for XenServer 5.5」の販売を開始した。仮想化プラットフォーム「Citrix XenServer」をエンタープライズ向けに機能拡張する有料のツールで、価格はサーバ1台あたり46万7500円から(税別)。
SF.JP開発者インタビュー:仮想化管理ソフトウェア「Karesansui」

SourceForge.JPでは、毎月SourceForge.JP上で開発を行っているオープンソース・プロジェクトを1つ取り上げ、その開発者へのインタビューを行っています。今月はWebブラウザ経由で仮想化されたサーバーを管理できるサーバー仮想化管理ソフトウェア「Karesansui」を開発する、Karesansui Projectにインタビューを行いました。
米Sun、仮想SMPをサポートした「VirtualBox 3.0」正式版
米Sun Microsystemsは6月30日(米国時間)、オープンソースのデスクトップ仮想化技術「Sun VirtualBox 3.0」を発表した。仮想SMP(対称型マルチプロセッサ)をサポート、大規模データ処理用途でも利用できるという。
シトリックス、サーバ仮想化ソフト最新版「Citrix XenServer 5.5」をリリース
シトリックス・システムズ・ジャパン(本社:東京都千代田区)は2009年6月24日、最新のエンタープライズ向けサーバ仮想化ソフト「Citrix XenServer 5.5」の無償提供を開始したと発表した。同社のWebサイトからダウンロードできる。同時に日本のユーザー向けのフォーラムを立ち上げた。
HDE、Xenに対応したサーバー仮想化管理ソフトウェア「Karesansui」をOSSで公開

HDEは5月28日、Xenなどの仮想化システムをGUIで管理できる「Karesansui」をOSSとして公開すると発表した。KaresansuiはWebインターフェイスでXenの起動や停止、スナップショットの作成や設定変更といった管理を行うソフトウェア。
IMJモバイルとイーツ、仮想化とOSSを活用した「サーバリプレイスサービス」
IMJモバイル(本社:東京都品川区)とイーツ(本社:東京都港区)は2009年4月27日、既存サーバの仮想化環境移行サービス「サーバリプレイスサービス」を開始した。オープンソースソフトと合わせて導入。WindowsベースのシステムをリプレイスしてTCO削減を図る。価格は個別見積もり。
日本HPとシトリックス、クライアント仮想化で協業
日本ヒューレット・パッカード(日本HP)とシトリックス・システムズ・ジャパンは2009年4月24日、クライアント仮想化ソリューション分野で協業すると発表した。日本HPのブレードPC製品への仮想化ソフトバンドルを柱に、クライアント仮想化ソリューションを提供。技術検証や販売でも協力してゆく。
仏Ulteo、オープンソースの仮想デスクトップ「Open Virtual Desktop 1.0」公開
仏Ulteoは4月22日、WindowsとLinuxアプリケーションをデスクトップに配信するオープンソースの仮想デスクトップ「Open Virtual Desktop(OVD)1.0」を発表した。OSマイグレーションなどさまざまな用途がありそうだ。
VirtualBox 2.2:Linux版はお勧めだが、Windows版はバグだらけ

Sun Microsystemsは4月8日(米国時間)、オープンソースの仮想化ソフトウェアの最新版「VirtualBox 2.2」をリリースした。仮想マシン標準仕様の「OVF(Open Virtualization Format)」をサポートしたことが新版の特徴だが、それ以外にも改良された部分はいろいろある。その新機能を試すべくLinuxホストとWindowsホストにインストールしてみたのだが、両者の間には完成度に大きな開きがあった。結論から言うと、Linux版はアップグレードの価値があるが、Windows版の既存ユーザーは次のバージョンが出るまで導入を見合わせた方がよい。