米VMwareがSpringSourceを買収へ――PaaSソリューション強化が目的

 仮想化技術大手の米VMware(米EMC傘下)は8月10日(米国時間)、アプリケーションフレームワークなど開発技術を提供する米SpringSourceを買収することで合意したと発表した。買収金額は約3億6200万ドル。これにより、クラウド/仮想化が実現するアプリケーション主導のITに対応するソリューションを提供するという。

 SpringSourceは、Javaフレームワーク「Spring Framework」を主軸に、オープンソースのWebアプリケーション開発フレームワーク「Groovy」や「Grail」、「Apache Tomcat」ベースのアプリケーションサーバー「tc Server」、アプリ管理技術「Hyperic」など、アプリケーション開発・管理技術を持つ。

 VMwareは同社を買収することで、アプリケーションの構築から、クラウドの内外でのアプリケーションの管理・運用までを提供できるとしている。今後、これらの技術を土台に、顧客側のデータセンターでもクラウドサービスプロバイダでもホスティングできる革新的なプラットフォーム・アズ・ア・サービス(PaaS)ソリューションを提供するという。

 買収はSpringSourceの株主の合意を得ており、規制当局の承認を得た後、2009年第3四半期中に完了を見込む。買収後、SpringSourceはVMwareの一部門になる。

米SpringSource
http://www.springsource.com/

米VMware(米EMC傘下)
http://www.vmware.com/