OpenSolarisのデスクトップ進化形 Jaris

 かつてLinuxがPoor man’s Solarisと揶揄されていたのは遙か昔、今では商用UNIXのシンボル的存在であったサン・マイクロシステムズのSolarisもOpenSolarisとしてオープンソース化される時代となった。今回紹介するJaris(ヤリス)は、OpenSolarisをベースに、デスクトップOSとしての使いやすさ加えること目指して開発されている国産のディストリビューションである。ファイルシステムにはほぼ無限のスケーラビリティや高速スナップショット機能などで話題のZFSを採用し、Windowsアプリケーションの実行機能、キヤノン・エプソン製プリンタドライバの同梱などで、正規版の登場以前から注目を集めている。

OpenSolarisベースの国産ディストリビューション「Jaris」が初の正式版へ

 OpenSolarisをベースとする日本発のディストリビューション「Jaris」(ヤリス)を開発するJarisプロジェクトは2009年3月10日、機能限定版「Jaris-1.0ベーシックバージョン」の正式版を同下旬に公開すると発表した。同ディストリビューション初の正式版で、これに続いて3月中にフル機能版のベータ版をリリースする予定。

OSSテクノロジ、独自修正したSamba製品版を販売

 オープンソース・ソリューション・テクノロジ(OSSテクノロジ、本社:東京都品川区)は2009年1月13日、オープンソースのWindowsネットワーク用ファイルサーバソフトの最新版に独自の修正を加え、サポート付きの有償製品とした「Samba 3.2.7 for Linux , Solaris , AIX」の販売を開始した。価格は1ノードあたり10万円から。サポートが1システム年間24万円から。出荷開始は2月。

米Sunと富士通、クアッドコア「SPARC64 VII」搭載の「SPARC Enterprise」販売開始

 米Sun Microsystemsと富士通は、大規模・基幹システム向けサーバ「SPARC Enterprise」の新モデル「M」シリーズ4機種を2008年7月14日販売開始した。新しいクアッドコアプロセッサ「SPARC64 VII」を搭載し、商用アプリケーション稼動時の性能を最大80%向上させる一方で、1コア当たりの電力消費を44%減少した。

FUSE経由でZFSを使う

 ZFSはSun Microsystemsによって作成された先進的なファイルシステムだが、Linuxカーネルではサポートされていない。しかしZFS_on_FUSEを利用すれば、Linuxカーネル上でもZFSをFUSEファイルシステムとして使用することができる。つまりLinuxカーネル上で利用可能な他のファイルシステムとまったく同様にZFSファイルシステムにアクセスできるようになる。

米Sun、OpenSolarisでストレージオープン戦略を推進

 米Sun Microsystemsは4月29日(米国時間)、オープンソース戦略「OpenSolaris」下で進めているストレージオープン化の取り組みの一環として、開発ツールやガイドの提供を発表した。OpenSolarisをストレージ用OSとして広げる狙い。Sunでは、サーバーと同様、ストレージ業界でもオープン化の波が訪れると予言している。