安定化重視のクラウド基盤設計と、隔離された管理ネットワークとストレージを持ったIaaS基盤
InfiniCloud株式会社(静岡県静岡市、代表取締役CEO:瀧 康史、以下 当社)は、業務システム基盤で採用されるオンプレミスVMwareからの移設に特化しつつ、標的型ランサムウェア攻撃からの防御を重視したプライベートクラウドサービス「High Response Private Cloud 6Gf」を、2024年8月8日より提供開始しました。
多くの企業にシステムの効率化や運用管理の効率化をもたらしたVMwareは、利用すれば誰しもが安定したオンプレミス仮想化基盤構築ができると言われるほど、スモールビジネスからエンタープライズ分野まで普及しました。しかし、昨今のライセンスモデルの変更に伴いコストが上昇し、もはや維持が難しい企業が増えてきました。
これらの課題を解決するため、当社ではプライベートクラウドサービスである「High Response Private Cloud(HRPC) 」を「6Gf」(6世代目第4版)へと刷新。オンプレミスVMwareからの移設に特化し、ミッションクリティカルの業務システムを担うことができる安定性と、移設のしやすさ、標的型ランサムウェア攻撃に耐えやすい、セキュリティレベルの高いプライベートクラウドサービスの提供を、2024年8月8日より開始します。
– High Response Private Cloud 6Gf
– https://infinicloud.com/product_hrpc6gf.html
High Response Private Cloud 6Gf(6世代目第4版)の特徴
1. オンプレミスVMwareからの移設に最適な「プライベートクラウドサービス」
物理ホスト1台単位、月額の固定料金で利用可能です。台数、CPUコア数、メモリ量、ストレージサイズを選択し、オンプレミス仮想化基盤と同じように使い始められることも特徴です。パブリッククラウドと異なり、「専有」利用が可能で、稼働量によるコストの変動がありません。所有せず専有できるのが大きな特徴です。
また、業務基盤を担うプライベートクラウドサービスには、速度よりも安定性が求められます。本プライベートクラウド基盤は、あらゆる視点で「安定性に特化」した設計とチューニングが施されており、仮想マシン同士の隔離性を重視し、業務を止めにくい安定したプライベートクラウドサービスを実現しています。
2. 標的型ランサムウェア攻撃にも強い堅牢性
この1年でも、日本企業へのサイバー攻撃はより狡猾となり、事業に致命的なインパクトを与えるほどに至っています。
HRPC 6Gfでは、ユーザー毎のネットワークを隔離するのみでなく、1社1社のユーザー向けのサービスネットワークと、プライベートクラウドを管理するプロビジョニングネットワークとストレージエリアネットワークを、完全に隔離しています。万一、ユーザー企業が標的型ランサムウェア攻撃にあったとしても、プライベートクラウドの管理空間には影響を与えないため、迅速なデータ復元が可能となります。
3. メンテナンスタイムを最小にするシームレスな移行技術
当社コネクティビティサービス「Private Connect」と併用することで、オンプレミスサービスネットワークを延伸する形で、L1/L2での閉域網接続が可能です。
オンプレミスとプライベートクラウドサービスが、同一セグメントにて接続されるため、短いメンテナンスタイムでVMware上の仮想マシンを「1つずつ」、「同一IP空間で」、段階的な移設を可能とします。
【スペック・料金】
HRPC 6Gf Dedicatedリソースタイプ
ハイパーバイザー:Xen(Xen Orchestra)または KVM(Proxmox VE)
– Intel Xeon 48Threads 256GB / 228,800 円/月~
– Intel Xeon 48Threads 512GB /246,400 円/月~
– AMD EPYC 64Threads 384GB /254,100 円/月~
– AMD EPYC 64Threads 768GB /279,400 円/月~
– AMD EPYC 128Threads 1536GB /520,300 円/月~
【サービスURL】
サービスの技術情報および金額などの詳細は以下のサービスページをご覧ください。
– High Response Private Cloud 6Gf
– https://infinicloud.com/product_hrpc6gf.html
【InfiniCloudのプライベートクラウドサービスについて】
「クラウド」という言葉が生まれる前の2001年から、インターネットゲーム配信サービスやVPSサービスを開発・提供。豊富な実績とベンダーにとらわれない柔軟な設計により、多数のエンタープライズネットワークやシステムの設計・構築を承っております。特にInfiniCloudが誇るクラウドネットワークは多数のデータセンターを高速回線で相互に接続。日本全国に支店を展開する企業の基幹ネットワークの構築や、遠方にも関わらず同一ネットワークで構成されたDRサイトなどの構築にも携わっております。さらにSolaris SPARCプライベートクラウドサービスの提供など、日本でも数少ないクラウドベンダーのひとつとして日本国内外から評価を受けております。
2019 Oracle Excellence Award: Leadership in Infrastructure Transformation受賞。
https://infinicloud.com/information_20190921release.html
【会社概要】
・会社名:InfiniCloud株式会社
・代表者:代表取締役CEO 瀧 康史
・資本金:80,500千円
・設 立:2001年11月2日
・所在地:〒420-0031 静岡県静岡市葵区呉服町2-1-5 五風来館5F
・TEL:050-3801-5987
・FAX:054-251-1757
・URL:https://infinicloud.com/
・Email:info@infinicloud.com
・事業内容
・クラウドインフラ賃貸事業、ホスティング事業
・クラウドソフトウェア制作事業
・ネットワーク、サーバインフラの構築、保守管理業務
・上記に関連する業務