ネッツ、通信ミドルウェア「Sebrio」に異なるOS向けライセンスのセット製品

 ネッツ(本社:東京都国分寺市)は、異機種間通信ミドルウェア製品「Sebrio(セブリオ)」で、異なるOS向けパッケージを1ライセンスずつセットにした「OneOneパッケージ」を2009年4月1日発売する。Windows版、Linux版、Solaris/ x86版、Solaris/SPARC版の各製品の組み合わせを用意した。

 Sebrioは、Windows/Linux/Solarisのマルチプラットフォームに対応した通信ミドルウェア。プロセス間通信に必要な機能をフル搭載し、プロセス間通信の開発コストを最大10分の1まで削減できるという。開発API経由でC言語やVisualC++、VisualBasic、C#などで利用できるほか、操作コマンドを使ってPerl、PHP、Ruby、UNIXシェルなどのスクリプト言語での利用も可能。

 これまで同社は、同じOS向けの2ライセンスをセットにした製品を販売していたが、顧客からの要望を受け、OneOneパッケージの販売も決めた。価格(税別)は、Windows版とLinux版のセットが30万2000円、Windows版とSolaris版(x86またはSPARC)が各33万6000円、Linux版とSolaris版(x86またはSPARC)が各37万円、Solaris(x86)とSolaris(SPARC)が40万4000円。

Sebrio
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ネッツ
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