InfiniCloud株式会社(代表取締役:瀧 康史)は、2023年10月2日(月)から、堅牢で高速なストレージサービス「Enterprise Storage(エンタープライズストレージ)」の第6世代「Third Edition」の提供を開始いたします。
Enterprise Storageは、InfiniCloudの提供する全てのプライベートクラウドサービスでご利用いただけるストレージサービスです。
最新の高IOPSと高帯域NVMe SSDを搭載し、Oracle Solaris ZFSの堅牢性を組み合わせ、クラウドを支える高いパフォーマンスを実現。ブロックストレージとファイルストレージを自由に切り出し、柔軟な運用を可能にします。
InfiniCloudの4つのリージョン「関東」「中部」「関西」「九州」すべてから利用可能で、同拠点のEnterprise Storage同士のレプリケーション、Backup Storage 6Gtに対するレプリケーション、また異拠点に対するレプリケーション機能があります。これらの機能を組み合わせることで、拠点を跨いだデータの永続化が可能となります。ランサムウェア対策や災害対策(DR)に強いストレージ環境を実現します。
【Enterprise Storage 6Gt の特徴】
Block StorageとFile Storageの2つのストレージタイプが利用可能
Enterprise Storageは、Enterprise Storage Block Type(ESB)と、Enterprise Storage File System Type(ESF)の両方の機能を提供します。
全てのSubnetに、リソースが許す範囲で、必要な数、必要な容量の切り出しが可能です。
コストや規模によって選べる2つのプラン(Dedicated/Guaranteed)
ストレージのパフォーマンスを余すことなく使う事ができる「Dedicatedリソースタイプ(専有型)」と、必要な容量・帯域を利用できる「Guaranteed リソースタイプ(リソース保証型)」があります。
予算とニーズに応じた利用方法が可能です。
災害対策に強いレプリケーション機能によるバックアップ
同リージョンおよび異なるリージョンのEnterprise Storage 6Gt同士のレプリケーション、Backup Storage 6Gtに対するレプリケーションをサポートし、 ESB、ESFの単位でデータを数時間おきにレプリケーション可能です。
これにより、大規模障害や広域災害時のダウンタイムを最小限に抑え、速やかにビジネス復旧を実現します。
マルウェア対策に効果的なスナップショットによるバックアップ
好きなときに、好きなだけスナップショットを取得できます。
自動スナップショットでは、毎時、3時間に1回、1日に1回、週に1回など、様々な間隔でESB、ESFの単位でデータのスナップショットを自律的に取得する機能を搭載しています。
自動スナップショット世代は複数世代持つ事ができ、ランサムウェアなどのデータ破壊にも対応可能です。
ダブルパリティによる堅牢性
Enterprise Storageに搭載するEnterprise SSDは、シリコンレベルの冗長性を確保しています。
ダブルパリティ機能により、2台のEnterprise SSDが同時に障害を起こしても、データを保護できます。
2x25Gbpsのネットワーク帯域による高速性能
Enterprise SSDは、PCI Express Gen4 対応のNVMe SSDを採用。低レイテンシに加え、高帯域を持ちます。
Enterprise Storage 6Gtと各サービスとの接続は、2x25Gbpsのネットワーク帯域。効率的なデータ転送を可能にします。
【ストレージモデル】
Enterprise Storage 6Gt Dedicated:高IOPS、高帯域のストレージを専有
ストレージ : Enterprise NVMe SSD Storage
容量 : 24TB / 36TB / 49TB / 61TB / 73TB / 86TB / 98TB / 110TB
本数 : 5本 / 6本 / 7本 / 8本 / 9本 / 10本 / 11本 / 12本(スペアを含む本数となり、実際に利用可能な本数は-3本になります。)
リージョン : 中部・関東・関西・九州
価格 : ¥438,900/月~
Enterprise Storage 6Gt Guaranteed:容量、帯域毎に利用できるパッケージ
ストレージ : Enterprise NVMe SSD Storage
容量 : 12TB / 24TB
リージョン : 中部・関東・関西・九州
価格 : ¥172,700/月~
【詳細URL】
サービス詳細は以下のリンク先をご確認ください。
InfiniCloud Enterprise Storage:https://infinicloud.com/product_storage.html
【InfiniCloudのEnterprise Storage】
「Enterprise Storage 6Gt」は、2004年に初めてリリースされた1G(1世代)から始まり、2G、3G、4G、6G、6Gsと6回の進化を遂げてきました。常にデータの安全性に特化し、進化し続けました。
3GではSSDとHDDのハイブリッド化を導入、4GではフルSSDに進化、さらに6GsではフルNVMe SSDとなり、堅牢性と高速化が向上したことで、より盤石なストレージ基盤となっています。
さらに、当社のコンシューマ向けストレージサービス「InfiniCLOUD」の技術をフィードバックすることで、高負荷時の動作実績が磨かれました。6GtではInfiniCLOUDとのWEB UIが統合され、操作性が向上しました。
【会社概要】
・会社名:InfiniCloud株式会社
・代表者:代表取締役 瀧 康史
・資本金:80,500千円
・設 立:2001年11月2日
・所在地:〒420-0031 静岡県静岡市葵区呉服町2-1-5 五風来館5F
・TEL:050-3801-5987
・FAX:054-251-1757
・URL:https://infinicloud.com/
・Email:info@infinicloud.com
・事業内容
・クラウドインフラ賃貸事業、ホスティング事業
・クラウドソフトウェア制作事業
・ネットワーク、サーバインフラの構築、保守管理業務
・上記に関連する業務