米Sun、OpenSolarisでストレージデバイス管理プロジェクトを開始
米Sun Microsystemsは8月11日(米国時間)、最新のOpenSolarisプロジェクト「Common Array Manager(CAM)」をスタートした。Javaベースの管理ソフトウェアで、ブラウザとコマンドラインユーティリティを使ってさまざまなストレージデバイスを管理できるという。
CAMは、「Workgroup Disk」などSunのミッドレンジストレージシステム向けの管理ソフトウェア。プラグインアーキテクチャを持ち、新しいデバイスにプラグインで対応することで、さまざまなストレージアレイやディスクシステムを管理できるようにする。
モニタリングエージェント、Webアプリケーション、コマンドラインユーティリティで構成され、「Sun Java Web Console」から起動できる。コマンドラインを別のホストにインストールし、遠隔からエージェントに接続することもできる。
プロジェクトではプラグインの種類を増やすことを目標としており、近いうちにサンプルプラグイン、ツールキットをリリースする計画だという。ツールキットには、ドキュメンテーションとプラグイン作成のガイドラインが含まれる予定だ。
CAMは、今後登場するSunのミッドレンジストレージアレイ製品に含まれるほか、Sun Download Centerでも提供する。
米Sun Microsystems
http://www.sun.com
Common Array Managerプロジェクトページ
http://opensolaris.org/os/project/cam