Solaris SPARCのクラウド移設に最適なプライベートクラウド、提供内容の追加および価格改定のお知らせ

超高速、低レイテンシなブロックストレージ「Interconnected Storage 6Gt for Solaris SPARC」も利用可能に

InfiniCloud株式会社(代表取締役 CEO:瀧 康史)は、Solaris SPARCのクラウド化に最適な完全プライベートクラウド「Solaris SPARC Private Cloud (SSPC) Dedicatedリソースタイプ」のサービス提供内容および提供価格を2024年2月1日(木)より変更いたしました。

今回のリニューアルでは、下記のサービス内容を追加いたしました。
・サーバーを設置するリージョンは、中部・関東・関西リージョンから選択可能となります。
・選べるサーバーモデルに、新たにOracle SPARC T8-1サーバーを追加しました。
・接続可能なストレージに「Interconnected Storage 6Gt for Solaris SPARC」を追加しました。
・SR-IOVによるネットワークインタフェイスの利用が可能となりました。

InfiniCloud株式会社では、2001年にITの即時性をテーマに掲げて創業以来、2002年には企業向けサーバサービスを、2007年には当社第1世代クラウドを、Solarisコンテナ技術を用いてリリースしました。さらに第2~6世代へと進化した当社クラウドは、一般的なクラウドサービスとネットワークサービス、ストレージサービスを融合させ、業務システム・ERP・ペイロール・料金決済システムなど数多くのミッションクリティカルシステムを、オンプレミスからクラウドへ移行し、安定運用してきた実績があります。

InfiniCloudは国産クラウドとして、長年のクラウドサービス提供実績と高い技術力を有しています。また、独自のストレージ技術により、障害耐性の高いシステムを提供しています。
また、2019年には、Solarisを用いたインフラストラクチャトランスフォーメーション賞を受賞しております。

【SSPC Dedicatedリソースタイプの特徴】
Solaris SPARC Private Cloud (SSPC) Dedicatedリソースタイプは、完全プライベートクラウドとしての商品でサーバーリソースの専有利用が可能です。契約リソース枠の範囲で好きな構成で好きな分だけ仮想インスタンスの作成が可能で、規模の大きなアプリケーションやデータベースも潤沢なリソースで動かすことができます。

超高速、低レイテンシなストレージ・ニーズに対応するため、接続可能なストレージとして「Interconnected Storage 6Gt for Solaris SPARC」を追加。NVMe Pass Throughの機能により、仮想化層を経由すること無く、Enterprise向けのSSDの速度を利用する事が可能となりました。

ネットワークレイテンシの低下を防ぐため、SR-IOVによるネットワークインタフェイスの利用が可能となりました。仮想化層を経由せずにネットワークが利用できることで、レスポンス速度の高いネットワークサービスの実現が可能です。また、Enterprise Storage 6Gtサービスのブロックストレージに直接接続が可能となり、より高速なアクセス性能が実現可能となりました。

InfiniCloudのHigh Response Private Cloudや、VMware Private Cloudを併用することにより、WindowsやLinuxと組み合わせて利用することも可能です。
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◎ 実機からアーカイブして簡単に移設が可能
全てのバージョンのSPARC版Solaris10を動作させることが可能。Solaris 10のもつflash archive機能を利用し、実機のイメージをアーカイブして直接Solaris 11.4上のSolaris10コンテナとして動作します。
Solaris 11.2以降はUnified Archive機能を利用し、Solaris 11.2、11.3ならばKernel Zoneとしてそのまま移設が可能。また、Solaris 11.4へのアップグレードインストールも可能です。
※Solaris 8/9の場合、Solaris 10の上で動作が必要となります。

◎お客様拠点にあるかのようなネットワークの実現
当社コネクティビティサービスPrivate Connectを利用して接続することで、お客様のネットワーク環境をそのままクラウドへL2延伸可能。IPアドレスそのままで簡単にシステム環境の移設が可能です。

◎収容サーバーが破損しても別サーバーから即起動可能
物理機でのHA運用に比べ、ハイパバイザ層での冗長化により、格段と少ないダウンタイムでの復旧が可能です。
※アドミッションコントロール分のメモリ空き容量が必要です。

◎ZFSによるsnapshotとレプリケーション、地域間レプリケーション
サービスの開発や構築中に、誤ってシステムやファイルを破壊してしまっても、スナップショットが取得されているポイントまでのロールバックが可能。Backup Storage、Enterprise Storageと組み合わせることで、データを定期的にスナップショットレプリケーションすることが可能です。

【Interconnected Storage 6Gt for Solaris SPARCの特徴】
SSPCでは、Interconnected Storage (ICS)という超高速性能の永続化ストレージを選択可能です。
このストレージは、数千分の1のレイテンシ時間と、高いIO、帯域幅を誇るブロックストレージです。エフェメラルディスク並の速度を持ちながら、再起動や停止してもインスタンスを削除しない限りデータが消えることもなく、数時間に一度の頻度で別ストレージ(異拠点含む)に稼働イメージのレプリケーションが可能なことも特徴です。
また、Solaris SPARCのコンピュートノードだけで独立動作が可能なため、インターネットエッジサーバや、データベースサーバに最適です。

【スペック】
SSPC Dedicatedリソースタイプ Oracle SPARC S7-2サーバー
CPU    :Oracle SPARC V9 architecture Processor
SPARC S7 4.27GHz/8Cores(1processor), 最大128Threads(2CPU)

OS     :Oracle Solaris10/11 64bits

メモリ   :256GB、512 GB

SSPC Dedicatedリソースタイプ Oracle SPARC T8-1サーバー (NEW)
CPU    :Oracle SPARC V9 architecture Processor
SPARC T8 5.0GHz/32Cores(1processor), 最大256Threads(1CPU)

OS     :Oracle Solaris10/11 64bits

メモリ   :512 GB、1024GB

Interconnected Storage 6Gt for Solaris
サイズ    :3.84TB、7.68TB

【サービス詳細】
サービス詳細および提供価格は、以下のリンク先をご確認ください。
https://infinicloud.com/service_sparc.html

【InfiniCloudのプライベートクラウドサービスについて】
「クラウド」という言葉が生まれる前の2001年から、インターネットゲーム配信サービスやVPSサービスを開発・提供。豊富な実績とベンダーにとらわれない柔軟な設計により、多数のエンタープライズネットワークやシステムの設計・構築を承っております。特にInfiniCloudが誇るクラウドネットワークは多数のデータセンターを高速回線で相互に接続。日本全国に支店を展開する企業の基幹ネットワークの構築や、遠方にも関わらず同一ネットワークで構成されたDRサイトなどの構築にも携わっております。さらにSolaris SPARCプライベートクラウドサービスの提供など、日本でも数少ないクラウドベンダーのひとつとして日本国内外から評価を受けております。
2019 Oracle Excellence Award: Leadership in Infrastructure Transformation受賞。
https://infinicloud.com/information_20190921release.html

【会社概要】
・会社名:InfiniCloud株式会社
・代表者:代表取締役CEO 瀧 康史
・資本金:80,500千円
・設 立:2001年11月2日
・所在地:〒420-0031 静岡県静岡市葵区呉服町2-1-5 五風来館5F
・TEL:050-3801-5987
・FAX:054-251-1757
・URL:https://infinicloud.com/
・Email:info@infinicloud.com
・事業内容
 ・クラウドインフラ賃貸事業、ホスティング事業
 ・クラウドソフトウェア制作事業
 ・ネットワーク、サーバインフラの構築、保守管理業務
 ・上記に関連する業務

リリース詳細
提供元: PR TIMES