米Microsoftは11月16日(米国時間)、小型端末向けの開発・実行環境の最新版「.NET Micro Framework 4.0」を発表するとともに、同プラットフォームをオープンソースとして公開すると発表した。ライセンスはApache License 2.0を採用する。
米Microsoft、GPL違反との指摘を受け「Windows 7」ダウンロードツールを削除
米Microsoftは11月10日、オンライン直販サイト「Microsoft Store」から「Windows 7 USB/DVD Download Tool」を削除した。同ツールは、DVDドライブがないネットブックなどのPCに「Windows 7」をインストールできるものだが、GPL侵害との指摘を受けていた。
CodePlex Foundationがガイドラインを明らかに、「プロジェクトの博物館」を目指す
米Microsoftが設立したオープンソース非営利団体のCodePlex Foundationが、その運営ガイドラインを明らかにした。フリーソフトウェアとは間をおく立場を示し、「オープンソースプロジェクトをコレクションした博物館を目指す」と述べている。
米Microsoft、Eclipseと「Windows 7」、「Azure」の相互運用プロジェクトを発表
米Microsoftは10月28日(ドイツ時間)、ドイツで開催中の「Eclipse Summit」にて、オープンソース統合開発環境(IDE)「Eclipse」と自社技術との相互運用性のための取り組みを3つ発表した。「Windows 7」、「Windows Server 2008 R2」、「Windows Azure」、「Silverlight」が対象となる。
米Microsoftと米Red Hat、仮想化環境の相互運用性を実現
米Red Hatと米Microsoftは10月7日(米国時間)、自社サーバーOS上でお互いの仮想化技術の動作検証作業を完了し、顧客に共同サポートを提供すると発表した。顧客はLinuxとWindowsが混在する環境で仮想化を実装できるという。
Javaと.NETをRESTベースで連携、NoeliosとMicrosoftが共同開発
仏Neolios Technologiesは9月28日、米Microsoftと共同開発した「Restlet Extension for ADO.NET Services」を発表した。Java開発者が.NETデータを容易に活用できるブリッジ機能で、NeoliosのRESTフレームワーク「Restlet」の拡張機能として提供される。
米Microsoft、小規模企業向けにWeb開発ツールを低価格で提供するプログラムを発表
米Microsoftは9月24日(オランダ時間)、小規模Web開発・設計企業向けにWeb開発ツールやサポートを提供する「WebsiteSpark」を発表した。3年間100ドルで必要な技術を利用できるという。LAMP(Linux、Apache、MySQL、Perl/PHP/Python)など、人気のオープンソースソフトウェアに対抗する狙いだ。
米Microsoft、オープンソースの非営利団体「CodePlex Foundation」立ち上げ
米Microsoftは9月10日(米国時間)、オープンソースの非営利団体「CodePlex Foundation」を設立したことを発表した。ソフトウェア企業とオープンソースコミュニティが理解を深めるもので、今後参加企業やコミュニティを募る。
Open Invention Network、米Microsoftが所有していたLinux関連特許を取得
Linux特許保護企業のOpen Invention Network(OIN)は9月8日(米国時間)、米Microsoftが所有していたLinux関連特許22件を取得したことを発表した。
米Microsoft、「Facebook」と「Windows Live」との連携に「Activity Streams」を採用
米Microsoftの「Windows Live」開発チームは9月3日(米国時間)、Windows Liveでオープンな標準「Activity Streams」を採用したことを発表した。「Facebook」などの対応サイトとWindows Liveサービスの連携を強化できるという。
米Microsoft、オープンソースの「Bing SDK for iPhone and Mac」リリース
米Microsoftは8月27日(米国時間)、「Bing SDK for iPhone and Mac」を発表した。これを利用することで、MacやiPhone向けアプリケーションで「Bing」を容易に利用できるという。オープンソースコミュニティのCode Plexにて、Microsoft Public License(MS-PL)の下で公開している。
マイクロソフト、Windows 7対応の開発者支援をベクターと共同で実施
マイクロソフトは2009年8月25日、Windows 7日本語版の発売に合わせて実施するソフトウェア開発者や情報システム担当者向けの技術支援策を発表した。ベクター(本社:東京都新宿区)と共同で行うもので、技術情報の提供やテクニカルセミナーの開催を予定している。
「NFTS-3G」のTuxera、「exFAT」の知的所有権で米Microsoftと合意
米MicrosoftとフィンランドTuxeraは8月26日、ファイルシステムに関する知的所有権(IP)で合意したことを発表した。この合意の下、TuxeraはMicrosoftの「exFAT(Extended FAT)」ドライバを開発可能となるという。
米Microsoft、PHP開発者向けの.NETツールキットを発表
米Microsoftは8月21日(米国時間)、PHP開発者向けのツールキットプロジェクト「PHP Toolkit for ADO.NET Data Services」を発表した。REST技術を利用してPHPと.NETをリンクするという。
米MicrosoftのLinuxドライバ公開の真相――当初GPL違反だった?
米MicrosoftがLinuxドライバのソースコードをLinuxカーネルコミュニティに提出するという7月20日の発表は、概してコミュニティの驚きと賞賛をもって迎えられた。だがその後、Microsoftの決断の背景には、当初MicrosoftがGPLに違反していたという情報が出ている。
米マイクロソフト、Windows 7とWindows Server 2008 R2の開発完了
米マイクロソフトは2009年7月22日(米国時間)、次期デスクトップOS「Windows 7」およびサーバOS「Windows Server 2008 R2」の開発が完了し、製造工程向けにリリース(RTM:Release To Manufacturing)したと発表した。
CPANモジュール開発者向けのWindowsテスト環境
Windows向けのPerlディストリビューション「Strawberry Perl」開発者であるAdam Kennedy氏は7月19日(オーストラリア時間)、MicrosoftオーストラリアとStrawberry Perlとの提携によるPerlテスト環境「CPAN Testing Laboratory」の一般アクセスを開始したと発表した。同テストラボはCPAN(Comprehensive Perl Archive Network)モジュール開発者に向けてWindows環境を無償で提供するもの。
米Microsoft、「Hyper-V」LinuxドライバをカーネルコミュニティにGPLv2で提供
米Microsoftは7月20日(米国時間)、Linuxデバイスドライバのソースコード約20000行をLinuxカーネルコミュニティ向けに公開することを発表した。同社がLinuxコミュニティに向けてコードを提供するのは初めてとなり、「重要なマイルストーン」としている。
マイクロソフト、Silverlight 3対応の日本語版開発ツール公開
マイクロソフトは2009年7月16日、RIAプラグイン「Silverlight 3」に対応した日本語開発ツールの提供を開始した。「Silverlight 3 SDK」日本語版と、統合開発環境「Visual Studio 2008 SP1」用のアドオン「Silverlight 3 Tools」日本語版で、それぞれ同社のダウンロードセンターから無償でダウンロードできる。
メルコグループとマイクロソフト、Linuxソフトに関する特許契約を締結
メルコホールディングスと米マイクロソフトは2009年7月16日、Linuxおよびオープンソースソフトウェアの使用について、特許特約を適用する契約を結んだと発表した。メルコ傘下のバッファローとグループ企業の製品に搭載するソフトウェアが対象で、Linuxの知的財産(IP)問題を解消し、ユーザーは安心してメルコ製品を利用できるようになるという。