Javaと.NETをRESTベースで連携、NoeliosとMicrosoftが共同開発
仏Neolios Technologiesは9月28日、米Microsoftと共同開発した「Restlet Extension for ADO.NET Services」を発表した。Java開発者が.NETデータを容易に活用できるブリッジ機能で、NeoliosのRESTフレームワーク「Restlet」の拡張機能として提供される。
Restlet Extension for ADO.NET Servicesは、NeoliosとMicrosoftが今年2月に結んだ提携により実現した共同開発技術。
「ADO.NET Data Services」(開発コード名「Project Astoria」)は、Microsoftの「.NET Framework」の最新機能で、リレーショナルデータベースやXMLファイルなどさまざまなソースからデータを取得し、RESTfulサービスインターフェイスを利用して公開できる。「Visual Studio 2008 SP1」でサポートされており、次期版「Visual Studio 2010」で完全対応となる。
最新の拡張機能は、クライアントサイドのAPIをサポートするもので、Restletフレームワークから、「ASP.NET」や「Windows Azure」ベースのクラウドプラットフォームでホスティングされるデータサービスにアクセス可能となる。コードジェネレータを利用して、ADO.NET Data Servicesフレームワークが提供するデータとやりとりするJavaクラスを作成できるという。
Neoliosは、Restlet Extension for ADO.NET Servicesを加えた最新版「Restlet 2.0 M5」を同日リリースしている。
仏Neolios Technologies
http://www.noelios.com
米Microsoft
http://www.microsoft.com