OSSライセンスの利用状況調査結果発表、開発者はGPLを好むが、利用が多いのはApacheライセンス

 オープンソースソフトウェアのサポートを専業とする米OpenLogicは5月16日(米国)、オープンソースライセンスの利用動向に関する調査結果を発表した。プロジェクトが利用するライセンスはGNU General Public License(GPL)が最多だが、ダウンロードが多いのはApache Software Licenseであることがわかった。

SFLC、「GPL利用が5ポイント減」とするBlack Duckに異論を唱える

 米Black Duck Softwareが先に発表したオープンソースプロジェクトの採用ライセンス動向について、オープンソース支援法律センターSoftware Freedom Law Center(SFLC)が異論を唱えている。Black Duckが「収集したデータや統計に利用したソフトウェアのソースコードを開示しない限り、このレポートは意味がない」と主張している。

米MS、特許主張しない約束をC#とCLI標準に適用、Monoはソースコードを2分割へ

 米Microsoftは7月6日(米国時間)、オープンソース関連の自社ブログPort 25で、必要な特許クレームを主張しないとする「Microsoft Community Promise」を、C#標準の「ECMA 334」およびCLI(共通言語基盤)標準の「ECMA 335」に適用することを発表した。これを受け、Mono Projectはコードを2分割する計画だ。