2010年4月18日(日)に、2010年春期情報処理技術者試験が実施される。古くからあるこの試験も、IT業界の現状のスキルマップにより適合するよう2009年に試験制度が変更された。今回は新制度となってから3回目の試験となり、受験者数が増加しているという。そのなかでも試験制度の中でも高度区分とされるデータベーススペシャリスト試験および情報セキュリティスペシャリスト試験の出題傾向を、情報処理技術者試験対策書籍を数多く著作している松原啓二氏に分析してもらった。
Sunの共同設立者、Sunを離れクラウド技術ベンチャーに
クラウド技術を手がけるベンチャー企業の米Arista Networksは10月23日(米国時間)、米Sun Microsystemsを共同設立したAndreas Bechtolsheim氏を会長兼最高開発責任者として迎え入れることを発表した。同社はまた、社長兼CEOとして元Cisco幹部のJayshree Ullal氏を任命したことも発表した。
テンプスタッフ子会社、名古屋地域のLinuxサーバエンジニア育成事業
テンプスタッフグループのIT系人材サービス部門、テンプスタッフ・テクノロジー(本社:東京都渋谷区)は、名古屋地域でLinuxサーバーの構築・運用・保守を行うエンジニアの育成・派遣制度「Challenge Linux」を2008年9月から本格的に開始する。大手メーカーが生産拠点を構え、ITエンジニアの需要が高まっている同地域に特化する。
企業に迫り来るIT専門家不足はFOSSには無縁
ソーシャルネットワーキングサイトを利用して求職者の身元調査を行う場合の法的なリスク
インターネット上には、求職者ならば自分がソーシャルネットワークサイトに記載する情報には気を付けろという警告で溢れかえっている。例えば「Facebookの利用は就職活動に役立つのか自殺行為なのか」とか「Facebookが原因で内定取り消しの羽目に」などの見出しで飾られたブログやニュースの記事を目にしたことがあれば、これから就職活動を控えている場合にオンライン上で自分に関する情報をどこまで公開していいのか悩まされることになるだろう。しかしながらこの種の情報の取り扱いについては、求職者側でなく雇用主側の方が注意しなければならない落とし穴が潜んでいるのである。
IT業界で給与と手当の交渉を行う7つのヒント
仕事のオファーをもらった初日はあらゆる喜びに包まれることだろう。もちろん、安定した生活への道も拓かれる。しかし、オファーをもらって興奮するあまり、その詳細の入念なチェックをつい怠りがちになる。また、多くの人はオファーの内容は確定していて交渉の余地はないと思っているが、大抵の場合、そんなことはない。実は、確定済みと思えるオファーでさえ、ある程度の融通は利くのが普通だ。
己を高く売り込むための“ITスキル12選”
生き馬の目を抜くIT業界。今日もてはやされていた技術が、明日には見向きもされなくなることも日常茶飯事だ。せっかく苦労して習得したスキルでも、役に立たなければ意味がない。IT業界で生き残るためには、企業が求めるスキルを見極め、しっかりと身につけておく必要があるのだ。
Google幹部、R&Dセンターの国際展開構想を語る――「Googleは、R&Dもグローバルに考える」
米国Googleは先ごろ、シンガポールに新たなR&Dセンターを設置する計画を発表した。これを機に、同社の国際エンジニアリング・オペレーション担当ディレクター、カンナン・パシュパシー氏がIDG News Serviceのインタビューに応じ、R&Dへの投資を拡大し続けるGoogleのねらいと課題について語った。ちなみに、パシュパシー氏は米国外のR&Dセンターの設立・運営に関する責任者であり、3年足らずの間に20ほどのR&Dセンターを新たに建設したほか、それらのセンター間を結ぶネットワークの監視にも携わっている。以下、パシュパシー氏へのインタビューの内容をまとめた。
ビジネスネットワーク作りのイベントを最大限に利用するための7つのヒント
キャリアの専門家は、リーダーシップの養成と同様、ビジネスネットワーク作りのためのイベントへの参加は誰もがすべきことだと考えている。しかしそのような考え方には、誰もがマーケティング担当者や販売担当者たちと同じように社交的な性格であることを前提としているという問題点がある。この記事では、ビジネスネットワーク作りのイベントがIT技術者にも同様に役立つのかどうか、またそのような仕組みをどのようにIT環境に適用することができるのかを議論する。
GNU/Linux認定の需要が再び急増
GNU/Linuxなどフリーソフトウェア分野の認定とトレーニングに対する需要はここ数年間下降気味であった。しかし、過去の状態、現在のトレーニングコースと顧客サービス、そして今後の傾向を考えると、認定の需要がここに来てこれまでにはないほどの高まりを見せているというのが、この分野の専門家たちの一般的な見解だ。
Samba開発陣の一斉離脱の噂はデマと判明
『Boycott Novell』というブログに掲載された2月6日付の記事には、NovellとMicrosoftとの特許協約に対する抗議運動の一環として、NovellのSamba開発チームが一斉に辞表を提出し、ライバル企業のRed Hatに移籍したことを伺わせる内容が書かれていた。それが事実であれば、Red Hatをも巻き込んだ一大事件となるはずである。ところがよくよく調べてみると、そんな出来事はまったく起こっていなかったのだ。
Microsoft社が「オープンソースエバンジェリスト」を雇用?
(注:この話は私がでっち上げたものではない。
このような話をでっち上げるなどという芸当は私にはできない。)
友人が「自分にMicrosoft社のリクルータの女性から電話がかかって来た」と私に知らせてきた。
そのMicrosoft社のリクルータは、
「オープンソースエバンジェリスト(伝道師)」なる肩書きの職に付くことのできる人を探していたとのことだ。
確かに友人(この記事では名を伏せることを希望した)はオープンソースエバンジェリストだ。
しかもオープンソースの伝道には、かなり成功している方だと言える。
しかし友人はMicrosoft社で働くつもりはないらしい。
だが、もし、あなただったら、どうだろうか?
オープンソース開発者を雇う前に解決すべき課題
オープンソース開発者を雇いたい、と考えている企業は最近では珍しくないのかもしれない。その動機は様々だと思われるが、ここではその前に企業として考えておくべきことを幾つか述べることとする。
ITリスクの回避傾向を緩和する
IT(情報技術)はもともとハイリスクな専門領域なのだが、なかには適度なITリスクを負うことさえ避けている組織もある。リスクに対してあまりに慎重過ぎる組織は、ITの持つ潜在的な恩恵をまったく受けられない可能性がある。
IT部門の管理職をオファーされたら
おめでとう ─ あなたにIT部門の管理職のオファーが来た。このオファーを手にするためにがんばったのだから、受け入れるのが当然の流れだ。おっと、まだ早い!
ITプロフェッショナルの採用方法を再考する
組織によっては、懸命な努力にもかかわらず、IT分野の優秀な人材に興味を持ってもらえないところもある。ますます競争が激化するビジネスの世界では、ITが企業の成功において重大な役割を果たしている。有能なIT社員を確保できないと長期にわたって競争力が低下することになる。
転職をいつ決意するべきか
IT専門職としてのキャリア形成とその維持を考えているならば、3つのポイントを常に考えておくべきだろう。
技術者の採用面接法
技術職を募集する際の面接法を扱った解説は数多くあるが、この種の面接で最も肝心な点は、おそらくは、応募者が持つ技術の評価だろう。ここでは、より確実に評価するための一法を紹介する。
人材募集: コントラリアン求む
さて、IT部門の能力アップに関心を持つCEO諸氏にひとつ提案がある。ITコントラリアン(contrarian = 反対の見解や立場をとる人)なる新たな職位を設けたら如何か。コンサルティング会社には似たような職位(品質保証マネージャ)が存在するが、大方の会社では耳慣れぬコンセプトだろうから、この職位を提案する論拠と共にその仕事に求められる責任の範囲、役割、技能を検討してみよう。
ITパフォーマンスレビューの価値を認識しよう
IT管理で軽視されがちなことの1つにパフォーマンスレビューがある。これを面倒な仕事としか考えないIT管理者は多く、そのため、レビューがしばしばおざなりになったり、まったくスキップされたりする。パフォーマンスレビューを行わないのは問題外として、これに真剣に取り組まない管理者は怠慢を責められてしかるべきだろう。パフォーマンスレビューがなぜ重要かを以下に述べる。