Sunの共同設立者、Sunを離れクラウド技術ベンチャーに

 クラウド技術を手がけるベンチャー企業の米Arista Networksは10月23日(米国時間)、米Sun Microsystemsを共同設立したAndreas Bechtolsheim氏を会長兼最高開発責任者として迎え入れることを発表した。同社はまた、社長兼CEOとして元Cisco幹部のJayshree Ullal氏を任命したことも発表した。

 Bechtolsheim氏は1982年、Scott McNealy氏、Vinod Khosla氏、Bill Joy氏らと共にSun Microsystemsを設立した人物。その後、ネットワーク技術の米Granite Systemsを立ち上げ、同社が米Cisco Systemsに買収されたことから、2003年までCiscoに勤務した。次にOpteronサーバー開発を手がける米Kealiaを設立するが、 2004年にSunがKealiaを買収、Bechtolsheim氏はSunに復帰していた。Sunでの最後の役職は、システム部門上級副社長兼チーフアーキテクト。

 CEOに任命されたUllal氏は、Ciscoで上級副社長としてデータセンター/スイッチング/サービス部門を率いていた人物だ。

 Aristaは旧社名Arastraで、大規模データセンター向けにクラウドネットワークソリューションを提供する。自己修復機能を持つソフトウェアアーキテクチャ「Extensible Operating System」を土台技術に持ち、10ギガビットイーサネットスイッチなどを提供している。

米Arista Networks
http://www.aristanetworks.com