マイクロソフトなど3社、MS Office製品とJava Servlet環境の相互接続ソリューションを共同開発

 マイクロソフト、アプレッソ(本社:東京都文京区)、ソフトブレーン(本社:東京都港区)の3社は2008年12月17日、Microsoft Office製品とJava Servletで作成された営業支援システム(SFA)間の相互接続ソリューションを共同で開発したと発表した。2009年春に販売を開始する予定。

日立ソフト、バグに直結するコードを指摘するJavaコード診断ツール「anyWarp CodeDirector V5.2」

 日立ソフトウェアエンジニアリングは2008年12月8日、プロジェクト全体のコーディングルール違反をチェックできる集中型Javaコード診断ツールの最新バージョン「anyWarp CodeDirector(エニーワープ・コードディレクター) V5.2」を発表した。新たに、バグに直結しやすいコードを指摘する31のルールを追加した。12月10日発売する。

コベリティ、アーキテクチャを視覚化するソースコード解析ツール

 コベリティ日本支社(東京都新宿区)は2008年11月17日、ソフトウェアシステムを視覚化できるソースコード解析ツール「Coverity Architecture Analyzer」の国内販売を開始した。潜在的な欠陥を検出して、ソースコード変更箇所がもとの設計仕様に一致しているか確認。チーム開発での品質を高められるという。

米SpringSource、「Groovy」のG2Oneを買収

 Javaアプリケーションフレームワーク「Spring Framework」を提供する米SpringSourceは11月11日(米国時間)、オープンソースのスクリプト言語「Groovy」やフレームワーク「Grail」を開発・提供する米G2Oneを買収したことを発表した。これにより、GroovyとGrailsを利用する企業に、エンタープライズ級のサポートを提供できるとしている。

住友電工情報システム、Java開発フレームワーク最新版

 住友電工情報システム(本社:大阪市)は2008年11月10日、Java開発フレームワークの最新バージョン「楽々FrameworkII バージョン5.0」の販売を開始した。ユーザインタフェースを刷新し、開発初心者向けのウィザード機能や、デザインテーマ設定や好みの業務画面レイアウトを保持できる機能などで使い勝手を高めた。

日本ユニシス、オープンソースベースの中小規模システム向けフレームワーク「Maia」新版

 日本ユニシスは2008年10月28日、オープンソースソフトをベースとした中小規模システム向けフレームワークの最新版「Maia 2.0」の提供を開始した。新たに「バッチ基盤」「非同期基盤」「帳票基盤」などの機能を追加した。同社のオープン系システム基盤「AtlasBase」の一部として提供する。

Hadoopを用いたクラスタコンピューティング環境の構築

 ペタバイト規模のデータを格納させる分散コンピューティング用プラットフォームを探しているのであれば、そのフレームワークとして Hadoop の使用を検討すべきだろう。HadoopはJavaベースで作成されているため、Linux、Windows、Solaris、BSD、Mac OS Xにて使用できる。こうしたHadoopを実際に採用している組織に共通するのは、安価(特殊なハードウェアが不要)かつ効率的でスケーラビリティと信頼性を兼ね備えたプラットフォームによる、膨大な量のデータ処理を必要としているという点だ。

テクマトリックス、Javaテストツール「Jtest」に脆弱性検出機能を標準搭載

 テクマトリックスは2008年10月6日、米Parasoftが開発したJavaテストツール「Parasoft Jtest 8.3」に脆弱性検出機能などセキュリティ関連機能を追加したと発表した。これまで別売オプションで個別対応していた機能を標準搭載にした。価格は据え置きで、既存ユーザーは無料で追加機能を利用できる。

NRI、フルOSSの企業内ポータルソリューション「OpenStandia/Portal」

 野村総合研究所(NRI、本社:東京都千代田区)は2008年9月4日、オープンソースソフトウェアを全面的に採用した企業内ポータルソリューション「OpenStandia/Portal(オープンスタンディア・ポータル)」の提供を開始した。CMS、掲示板、カレンダー、ブログ、ファイル共有、ワークフローなど30種類以上の機能をあらかじめ用意。低コストで、ポータルを構築・運用できるという。