日本語にも対応した最新「NetBeans IDE 6.5 RC2」を公開
オープンソースプロジェクトのnetbeans.orgは2008年10月30日、統合開発環境「NetBeans」の最新リリース候補版「NetBeans IDE 6.5 RC 2(Release Candidate 2)」を公開した。RC2では、日本語、簡体中国語、ポルトガル語(ブラジルポルトガル語)版を用意し、マルチリンガル対応した。
Javaで記述されたマルチプラットフォームの統合開発環境で、IDEと汎用アプリケーションプラットフォームから構成。Web、エンタープライズ、デスクトップ、モバイルの開発を簡素化、迅速化するという。
6.5では、新たにPHP言語に対応したほか、JavaScriptおよびデータベース対応を改善。GUIビルダーは、Nimbusと単純なクラス名に対応。テスティングフレームワーク「JUnit」は、単一テストメソッドをサポート。デバッガは、ステップイン機能を再設計した。
RC2では、日本語未訳部分の翻訳が全て完了。バグ修正を行い、アプリケーションサーバ「GlassFish」を最新ビルドに入れ替えた。正式版のリリースは、日本時間11月21日の予定。
netbeans.org
http://www.netbeans.org/
NetBeans IDE 6.5ダウンロード
http://download.netbeans.org/netbeans/6.5/rc/?pagelang=ja
NetBeans日本語サイト
http://ja.netbeans.org/