日立ソフト、バグに直結するコードを指摘するJavaコード診断ツール「anyWarp CodeDirector V5.2」

 日立ソフトウェアエンジニアリングは2008年12月8日、プロジェクト全体のコーディングルール違反をチェックできる集中型Javaコード診断ツールの最新バージョン「anyWarp CodeDirector(エニーワープ・コードディレクター) V5.2」を発表した。新たに、バグに直結しやすいコードを指摘する31のルールを追加した。12月10日発売する。

 プロジェクトで定めたコーディングルールに基づき、開発中のソースコードを一括解析するツール。Eclipseプラグインとしても利使可能で、開発者がコーディングしている段階からコード品質を高められる。また、CVSなどの構成管理ツールと連携して、人手を介さずにプロジェクト全体のチェックを行うことも可能。

 最新版では、致命的でバグに直結しやすい間違いを摘出できるようにした。条件式の結合ミス、リソースのクローズ漏れ、マルチスレッドに関する考慮漏れなど、開発者のスキル不足や不注意でソースコードに混入しやすい間違いを見つけられる。

 動作環境はWindows 2000/XPおよびWindows 2000/2003 Server、JDK 1.4/5.0、Eclipse 3.2/3.3。価格は10ユーザー版が105万円から。また、年間保守サービスが製品価格の16%、ルール設計や運用環境構築などを支援するコンサルティングサービスが個別見積もり。年間500ユーザーライセンスの販売が目標。

製品情報
http://hitachisoft.jp/products/anywarp/codedirector/

日立ソフト
http://hitachisoft.jp/