統合開発環境「NetBeans IDE 6.5」正式版リリース
オープンソースプロジェクトのnetbeans.orgは2008年11月20日、統合開発環境の最新版「NetBeans IDE 6.5」の正式版を公開した。新たにPHPをサポートしたほか、JavaScriptやデータベースの対応を改善した。netbeans.orgからダウンロードできる。
Javaで記述し、モジュール方式を採用したマルチプラットフォーム統合開発環境で、さまざまなサードパーティ製プラグインを利用できる。全てのJavaプラットフォーム(Java SE、Java EE、Java ME、JavaFX)のほか、PHP、AjaxとJavaScript、GroovyとGrails、RubyとRuby on Rails、C/C++によるソフトウェア開発をサポートする。
新規追加のPHPサポートでは、コード補完や構文・意味解釈の強調表示に対応したPHPエディタ、ヒアドキュメント表記とPHTMLへの対応、Xdebugを使ったデバッグなどの機能を搭載した。このほか、GUIビルダーがNimbusと単純なクラス名に対応。テスティングフレームワーク「JUnit」が単一テストメソッドをサポート。デバッガは、ステップイン機能を変更した。
英語に加え、日本語、簡体中国語、ポルトガル語(ブラジルポルトガル語)の各版を用意。アプリケーションサーバ「GlassFish v3 Prelude マルチリンガル版」を同こんした。動作環境は、J2SE(Java SE Development Kit) JDK 5.0 Update 14以降(JDK 6.0含む)。
netbeans.org
http://www.netbeans.org/
NetBeans IDE 6.5ダウンロード
http://www.netbeans.org/downloads/index.html
NetBeans日本語サイト
http://ja.netbeans.org/