マイクロソフトなど3社、MS Office製品とJava Servlet環境の相互接続ソリューションを共同開発

　マイクロソフト、アプレッソ（本社：東京都文京区）、ソフトブレーン（本社：東京都港区）の3社は2008年12月17日、Microsoft Office製品とJava Servletで作成された営業支援システム（SFA）間の相互接続ソリューションを共同で開発したと発表した。2009年春に販売を開始する予定。

　「Microsoft Office SharePoint Server 2007」や「Microsoft Exchange Server 2007」と、ソフトブレーンのSFA製品「eセールスマネージャー」との間で、スケジュール情報とToDo情報を相互同期するためのコンポーネント「PIM Synchronizer（仮称）」を開発した。両製品を導入する顧客の「一元的にスケジュール情報を同期したい」という要望に応えたもの。

　3社は製品化に向けて開発を進めるとともに、国内有力ソフトウェアベンダーが参加する「Made In Japan Software Consortium（MIJS）」に共通スキーマの提案を行い、ソフトウェア間のデータ同期の標準化を働きかけていく考え。共通スキーマの採用が進むことで、これまで個別に作り込んでいた相互接続部分のコスト削減が期待できるという。

マイクロソフト
http://www.microsoft.com/japan/

アプレッソ
http://www.appresso.com/

ソフトブレーン
http://www.softbrain.co.jp/