Javaライブラリ「Apache Commons Digester 2.0」リリース

末岡洋子
シェア

　Apache Software Foundationは1月4日、Javaマッピングライブラリの最新版「Apache Commons Digester 2.0」をリリースした。Apahce License 2.0の下、プロジェクトのWebサイトよりダウンロードできる。

　Commons Digesterは、XMLファイルをJavaオブジェクトにマッピングするツール。これにより、アプリケーションはXMLデータファイルを容易に利用できるようになる。2.0は、Maven 2を利用した初のバージョンとなる。

　最新版では、最小要件のJDKがJDK 1.5となった。Apache Commons Collectionsクラスへの依存を削減し、Commons Logging 1.1.1とBeanUtils 1.8.0の組み合わせを推奨している。

　このほか、XMLスキーマのサポートを強化、W3C XML Schema、Relax NG、Schematronの利用が可能となったほか、XIncludeへの対応も強化されている。

　Commonsプロジェクトは同時に、バグを修正したメンテナンスリリースとして「Digester 1.8.1」も発表している。

Apache Software Foundation
http://www.apache.org

Apache Commons Digesterプロジェクトページ
http://commons.apache.org/digester