Apache Jamesから独立した「Mailet API 2.4」が公開

 Apache Software FoundationのJava Apache Mail Enterprise Server(Apache James)プロジェクトは1月5日、電子メール処理のためのJava API「Apache Mailet API 2.4」をリリースした。Apache Jamesから独立した最初のリリースとなる。プロジェクトのWebページよりダウンロードできる。

 Apache Jamesは、「Apache Avalon」をベースとした電子メールアプリケーションサーバー開発プロジェクトで、Mailet APIはそのサブプロジェクトとなる。Mailetは、HTTPのサーブレットと同じもので、Mailetコンテナ(Jamesサーバー)で実行される。同APIを利用して、電子メール処理機能を迅速に開発でき、柔軟に実装できるという。

 最新版はJamesから独立した初のリリースとなり、あらゆるMailetコンテナで利用できるという。James Server 2.3の一部としてリリースされた前バージョンとの相違点は、マイナーなバグ修正のみという。

Apache Software Foundation
http://www.apache.org

Apache James Project
http://james.apache.org

James Mailet API
http://james.apache.org/mailet/api