電子メールクライアント「Sylpheed 3.0」、5年ぶりメジャーアップデート

 SRA OSS日本支社(東京都豊島区)は2010年2月24日、電子メールクライアントソフト「Sylpheed 3.0」を公開した。同社が開発を支援しているオープンソースソフトの最新バージョンで、5年ぶりのメジャーアップデートとなる。バージョン2.0のリリース以降、計383の機能追加・改良を行った。

グーグル、開発者イベント参加に“クイズの関門”

 グーグルは、開発者向けイベント「DevFest 2010 Japan」(2010年3月11日開催)への参加登録要件に「クイズへの回答」を採用した。参加者は原則として問題に答えることが必須となり、参加証は結果に合わせて提供する。より熱意や専門知識のある人が確実に申し込めるための実験的な試みとしている。イベントの申し込み費用および参加費は無料。

キャッチアップ、国産オープンソースCMS「BaserCMS」初の安定版をリリース

 企業Webサイトの制作・構築業務を手がけるキャッチアップ(本社:福岡市)は2010年2月15日、国産オープンソースCMS「BaserCMS 1.5.3 stable(安定版)」を公開した。プログラマーがいないWeb制作会社やデザイン会社での利用を想定して、同社の企業Webサイト制作ノウハウを盛り込んだ。

ウィンゲート、電源プラグ型Linuxサーバ「SheevaPlug+」をモニター販売

 ウィンゲート(本社:東京都中央区)は2010年2月15日、電源プラグ型のLinuxサーバ「SheevaPlug+(プラス)」のモニター販売を開始した。同社がプロデュースする新製品プロモーションサイト「Debut Direct」のオープン記念で、300セット限定。価格は1万7640円。2月28日まで。納期は3月末ごろの予定。

米REAL Software、マルチプラットフォームIDE「REAL Studio 2010 リリース1」出荷

 米REAL Softwareは2010年2月9日(米国時間)、マルチプラットフォーム対応の統合開発環境(IDE)「REAL Studio 2010 リリース1」の出荷を開始した。1本のソースコードからWindows/Mac/Linuxの各プラットフォーム用実行ファイルを直接作成できる開発ツールで、ActiveXサポートの改善など46カ所を改良。17個の新機能を追加した。

エフセキュア、Linuxプラットフォーム向けゲートウェイ型ウイルス対策製品新版

 エフセキュア(本社:横浜市)は、Linuxプラットフォーム向けのゲートウェイ型ウイルス対策製品「エフセキュア アンチウイルス Linux ゲートウェイ Ver.4.00」を2010年2月2日に販売開始した。価格は、ユーザー数(保護対象のPC、サーバ数)によって異なり、25ユーザー以下では初年度11万7000円(次年度更新は5万8500円)。

富士ソフト、Linuxを採用した小型ヒューマノイド・ロボット「PALRO」

 富士ソフトは2010年2月1日、人と自然な会話を行う「コミュニケーション知能」と自律移動を実現する「移動知能」を搭載した小型ヒューマノイド・ロボット「PALRO」(パルロ)を開発したと発表した。ソフトウェア・プラットフォームにLinuxを採用し、さまざまな機能拡張が可能。3月15日から教育機関向けモデルを先行販売する。