The Linux Foundation(LF)は、2010年9月に日本で開催する第2回国際技術シンポジウム「LinuxCon Japan/ Tokyo 2010」の発表者募集(CFP、Call for Participation)の受付を3月1日開始した。期間は5月14日(米国太平洋時間)まで。
電子メールクライアント「Sylpheed 3.0」、5年ぶりメジャーアップデート
SRA OSS日本支社(東京都豊島区)は2010年2月24日、電子メールクライアントソフト「Sylpheed 3.0」を公開した。同社が開発を支援しているオープンソースソフトの最新バージョンで、5年ぶりのメジャーアップデートとなる。バージョン2.0のリリース以降、計383の機能追加・改良を行った。
日本Sambaユーザー会、公式Samba3ノウハウ集日本語版を公開
日本Sambaユーザー会は2010年2月24日、公式Samba3ノウハウ集「公式Samba3ノウハウ集 日本語版」を公開したと発表した。公式Samba3ノウハウ集 日本語版は、Sambaプログラムパッケージに同こんされている「Samba3-HOWTO」を翻訳した公式版のノウハウ集およびリファレンスガイド。
DIP、Webアンケート「LimeSurvey1.86」日本語メール対応版公開
ディアイピィ(DIP、本社:東京都渋谷区)は2010年2月24日、オープンソースのWebアンケートシステム「LimeSurvey1.86」を日本語にローカライズして、「日本語メール対応版」新バージョンとして無償ダウンロード配布を開始した。ライセンスはGPLv2。
オリエンタルアーツ、Google App Engine対応の「pirka framework」新バージョン公開
オリエンタルアーツ(本社:東京都文京区)は2010年2月23日、オープンソースのWebアプリケーション・フレームワーク「pirka framework Ver 1.05」正式版を公開した。新たにグーグルのクラウドサービス「Google App Engine」(GAE)に対応した。ライセンスはLGPLv2。
グーグル、開発者イベント参加に“クイズの関門”
グーグルは、開発者向けイベント「DevFest 2010 Japan」(2010年3月11日開催)への参加登録要件に「クイズへの回答」を採用した。参加者は原則として問題に答えることが必須となり、参加証は結果に合わせて提供する。より熱意や専門知識のある人が確実に申し込めるための実験的な試みとしている。イベントの申し込み費用および参加費は無料。
ビーコンIT、企業向けポータルソフト「infoScoop」OSS版を公開
ビーコンIT(本社:東京都新宿区)は2010年2月22日、オープンソースの企業向け情報ポータルソフト「infoScoop OpenSource」を公開した。大企業で導入実績のある商用ソフト「infoScoop」のオープンソース版。同分野で国内初のオープンソースソフトになるという。ライセンスはLGPL v3。
IPA、「Web Application Firewall読本」を公開
情報処理推進機構セキュリティセンター(IPA/ISEC)は2010年2月16日、「Web Application Firewall」(WAF)の特徴や導入方法などを解説したWebサイト運営者向け参考資料「Web Application Firewall読本」を公開した。IPAのWebサイトからダウンロードできる。
IPAフォントの派生フォント「Takaoフォント」リリース
Ubuntu Japanese Teamは2010年2月15日、オープンソースの日本語アウトラインフォント「Takaoフォント」をリリースした。情報処理推進機構(IPA)が公開している「IPAフォント」の派生フォントで、「Ubuntuの標準日本語フォントとなる可能性もある」としている。
キャッチアップ、国産オープンソースCMS「BaserCMS」初の安定版をリリース
企業Webサイトの制作・構築業務を手がけるキャッチアップ(本社:福岡市)は2010年2月15日、国産オープンソースCMS「BaserCMS 1.5.3 stable(安定版)」を公開した。プログラマーがいないWeb制作会社やデザイン会社での利用を想定して、同社の企業Webサイト制作ノウハウを盛り込んだ。
ACCESS、Android向け「NetFront」製品群を開発、受託開発を開始
ACCESSは2010年2月15日、Androidプラットフォーム向けの「NetFront」製品を開発し、キャリアや端末メーカー向けに受託開発サービスを開始すると発表した。同製品群を、あらゆる携帯向けOSやCPUに対応させる戦略の一環で、Androidプラットフォームを加えて、さらに拡大を図る。
ウィンゲート、電源プラグ型Linuxサーバ「SheevaPlug+」をモニター販売
ウィンゲート(本社:東京都中央区)は2010年2月15日、電源プラグ型のLinuxサーバ「SheevaPlug+(プラス)」のモニター販売を開始した。同社がプロデュースする新製品プロモーションサイト「Debut Direct」のオープン記念で、300セット限定。価格は1万7640円。2月28日まで。納期は3月末ごろの予定。
The Linux Foundation、Linuxデバイスドライバの技術トレーニングを日本初開催
The Linux Foundation(LF)は2010年2月12日、Linuxデバイスドライバ開発手法の技術トレーニングコース「Developing Linux Device Driver」の参加者募集を開始した。LFが米国で提供しているトレーニングコースの一つで、日本では初めての開催。
米REAL Software、マルチプラットフォームIDE「REAL Studio 2010 リリース1」出荷
米REAL Softwareは2010年2月9日(米国時間)、マルチプラットフォーム対応の統合開発環境(IDE)「REAL Studio 2010 リリース1」の出荷を開始した。1本のソースコードからWindows/Mac/Linuxの各プラットフォーム用実行ファイルを直接作成できる開発ツールで、ActiveXサポートの改善など46カ所を改良。17個の新機能を追加した。
日本IBM、最大32スレッドの並列処理が可能な「POWER7」発表
日本IBMは2010年2月9日、POWERシリーズプロセッサの新製品「POWER7」を発表した。POWER6の約5倍の処理能力を持ち、消費電力も抑えた。あわせてPOWER7を搭載したミッドレンジのサーバ製品4モデルを発表した。2月19日から順次出荷開始する。
The Linux Foundation、今年の「LinuxCon」参加申し込み受付開始
The Linux Foundation(LF)は、北米最大規模のLinux技術カンファレンス「LinuxCon 2010」の参加申し込みと発表申し込みの受け付けを開始した。発表は「Developer」「Operations」「Business」の3カテゴリーが対象で、申し込み期限は3月31日。プレゼンテーションは英語が前提。
The Linux Foundationの新ジャパンディレクタに福安氏
The Linux Foundation(LF)は2010年2月4日、日本での活動を統括するジャパンディレクタに、元ゼンドジャパン社長の福安徳晃氏が就任したと発表した。またLinux普及促進や「Japan Linux Symposium」および「Moblin Sminar Spring 2010」などのイベント開催など、2010年度の活動計画を発表した。
LPI-Japan、「アカデミック認定校」に青山学院大を認定
LPI-Japan(エルピーアイジャパン)は2010年2月3日、Linux教育の推進プログラム「LPI-Japanアカデミック認定校制度」で、青山学院大学を認定したと発表した。これで認定校は計31団体38拠点となり、また文系を持つ総合大学では初めてとなる。
エフセキュア、Linuxプラットフォーム向けゲートウェイ型ウイルス対策製品新版
エフセキュア(本社:横浜市)は、Linuxプラットフォーム向けのゲートウェイ型ウイルス対策製品「エフセキュア アンチウイルス Linux ゲートウェイ Ver.4.00」を2010年2月2日に販売開始した。価格は、ユーザー数(保護対象のPC、サーバ数)によって異なり、25ユーザー以下では初年度11万7000円(次年度更新は5万8500円)。
富士ソフト、Linuxを採用した小型ヒューマノイド・ロボット「PALRO」
富士ソフトは2010年2月1日、人と自然な会話を行う「コミュニケーション知能」と自律移動を実現する「移動知能」を搭載した小型ヒューマノイド・ロボット「PALRO」(パルロ)を開発したと発表した。ソフトウェア・プラットフォームにLinuxを採用し、さまざまな機能拡張が可能。3月15日から教育機関向けモデルを先行販売する。