グーグル、開発者イベント参加に“クイズの関門”
グーグルは、開発者向けイベント「DevFest 2010 Japan」（2010年3月11日開催）への参加登録要件に「クイズへの回答」を採用した。参加者は原則として問題に答えることが必須となり、参加証は結果に合わせて提供する。より熱意や専門知識のある人が確実に申し込めるための実験的な試みとしている。イベントの申し込み費用および参加費は無料。
従来の開発者イベントでは、参加登録を先着順とすることが多かったが、熱意のある人や専門的な能力のある人が参加できないケースも起こっていた。クイズ形式の参加登録では、グーグルのエンジニアらが中心となって難易度「レベル1」から「レベル8」までのクイズを用意。回答を審査して、点数の高い申込者から順番に参加証を送付する。
問題は、グーグルのプロダクトに関するものや、ちょっと調べれば誰でもすぐに分かる簡単な技術問題、プログラムを組まないと容易には解けない難問まで、さまざまなものがあり、レベルが高いほど得点も高くなる。知識の有無を判定するだけではなく、解くことが楽しい問題も多く用意。開発者でなくてもある程度の点数を取れるものもあるという。
「DevFest 2010 Japan」は、国内外のグーグルエンジニアのほか、開発者コミュニティから講演者を招き、Android、HTML5、OpenSocial、Chrome Extensionなどのテーマでセッションがある。ベルサール汐留（東京都中央区）をメイン会場に、サテライトで結んだ京都リサーチパーク（京都市下京区）と双方向でコンテンツの提供を行う予定。
申し込みでは、仮登録を行うと本登録の案内とともにクイズへの解答方法を説明したメールが送られてくる。
DevFest 2010 Japan
http://sites.google.com/site/devfest2010japan/
DevFest 2010 Japan登録ページ
http://sites.google.com/site/devfest2010japan/registration
