米Morph Labsは2010年2月1日、クラウド環境の構築・管理とアプリケーションの配布を自動化できるハードウェア・アプライアンス「mCloud (エム・クラウド) シリーズ」の日本国内販売を開始した。 オープンソースソフトを活用し、低価格でクラウド環境ソリューションを提供するという。
産総研、ロボット開発基盤ミドルウェアをOSS公開
産業技術総合研究所(産総研)は、RT(Robot Technology)ミドルウェア「OpenRTM-aist(Open Robot Technology Middleware implemented by AIST)」のC++言語版最新バージョン1.0を2010年1月28日、オープンソースソフトウェアとしてリリースした。
OSSAJ、国産OSSをテーマとしたセミナー開催
NPO法人オープンソースソフトウェア協会(OSSAJ)は、国産OSSをテーマとしたセミナー「OSSAJフォーラム2010『日本発のオープンソース・プロジェクト』」を2010年2月16日に都内で開催する。情報共有基盤システム「NetCommons」、人事給与・勤怠管理の「MosP」、SNSエンジン「OpenPNE」の各国産OSSプロジェクトの関係者を招いて話を聞く。
IPA、2009年度下期「未踏IT人材発掘・育成事業」に19件のプロジェクトを採択
情報処理推進機構(IPA)は2010年1月27日、2009年度下期の「未踏IT人材発掘・育成事業」の採択プロジェクト19件を発表した。応募総数97件の中から5人のPMがそれぞれの審査基準で審査。各PMの採択候補を元に決定した。
Karesansui Project、KVMに対応した「Karesansui 1.1.0」公開
Karesansui Projectは2010年1月25日、GUIを備えたサーバ仮想化管理ソフトウェアの最新バージョン「Karesansui 1.1.0」を公開した。従来からのXenに加え、Linuxカーネル標準の仮想化技術KVMをサポートした。
グーグル、「Google日本語入力」技術講演会を開催
グーグルは、Google日本語入力に使われているさまざまな情報処理技術を紹介する技術講演会「Tech Talk in 関西:Google日本語入力を支える情報処理技術(学生向け)」を2010年1月30日に開催する。主に学生が対象で、会場は大阪・梅田のセミナーハウス「クロス・ウェーブ梅田」の予定。申し込み締め切りは1月27日15時。
ソニー・エリクソンがAndroid端末「Xperia」を開発、NTTドコモから4月発売
ソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズは2010年1月21日、同社初のAndroid端末「Xperia」を開発したと発表した。4月にNTTドコモから発売の予定。独自のマルチメディア管理アプリケーションを搭載し、Androidマーケットにも対応する。ドコモのAndroid端末としては2台目となる。
シックス・アパート、企業向けWebサイト構築ソフト「Movable Type Advanced」 を発表
シックス・アパート(本社:東京都港区)は、企業向けWebサイト管理ソフト「Movable Type Advanced」を2010年4月から提供する。基本ライセンス価格(サーバ、ユーザー数とも無制限)は189万円。年間メンテナンスは25万2000円。
SRA OSS日本支社、PowerGres最新版「PowerGres V7」 を発売
SRA OSS日本支社(東京都豊島区)は2010年1月20日、PostgreSQLをベースとする商用データベース製品「PowerGres V7」の販売を開始した。最新版では、64ビット版Windows OSに対応して4GB超のメモリ空間を活用できる。
IPA、「安全なウェブサイトの作り方 改訂第4版」を公開
情報処理推進機構(IPA)は2010年1月20日、Webサイト開発者・運営者が適切なセキュリティを考慮したWebサイトを作成するためのドキュメントの新版「安全なウェブサイトの作り方 改訂第4版」を公開した。とくに実践的な脆弱性対策を普及させるため、具体的な「失敗例」を従来版よりも拡充した。PDF形式で、自由にダウンロードできる。
OpenOffice.org日本ユーザー会、「日本語環境改善拡張機能」最新版を公開
OpenOffice.org日本ユーザー会は、オープンソースのオフィススイート「OpenOffice.org」で日本語環境設定を改善する「日本語環境改善拡張機能 バージョン1.1」を2010年1月17日公開した。Writerの「入力支援」機能にMicrosoft Wordの2倍近いあいさつ文を追加するなど、約40点の環境改善を盛り込んだ。
えとらぼ、分散型ストレージシステム「kumofs」をオープンソースで公開
携帯・インターネットサービスのえとらぼ(本社:東京都港区)は2010年1月18日、分散型のストレージシステム「kumofs(クモエフエス)」をオープンソースで公開した。同社の写真ストレージサービス「Ficia(フィシア)」で利用されているストレージシステムで、ライセンスはApache License 2.0。
NICTと京都大学、多言語コラボレーション支援ツールをOSS公開
情報通信研究機構(NICT)と京都大学の研究グループは2010年1月14日、多言語コミュニケーションのサービス基盤「言語グリッド」をCMS(コンテンツ管理システム)から利用できるようにする汎用ツールボックス「言語グリッドツールボックス」(Language Grid Toolbox)を発表した。利用現場に応じた多言語コラボレーション環境の実現が容易になるという。
NEC、VMware上で動作する仮想アプライアンス「InterSecVM」
NECは2010年1月14日、VMware仮想環境上で動作する仮想アプライアンス「InterSecVM」の販売を開始した。Linuxをベースにオープンソースソフトをカスタマイズした。物理的な制約を受けにくく、サーバ統合などに向くという。
富士通研究所がNASAのJavaプログラム検証ツールを拡張、数万行のWebアプリの自動検証に成功
富士通研究所(本社:川崎市)と同社の米国法人は2010年1月12日、オープンソースのJavaプログラム検証ツール「Java PathFinder」を拡張し、文字列型データの自動検証に対応させる技術を開発したと発表した。従来の手作業のテストに比べて検証の網羅性を大幅に向上できるという。
Rubyの添付ライブラリに脆弱性、公式サイトが修正版をリリース
プログラミング言語「Ruby」の添付ライブラリ「WEBrick」に、端末エミュレータの攻撃に悪用されるおそれのある脆弱性がみつかり、Ruby公式サイトは2010年1月10日、最新修正版「Ruby 1.8.7 patchlevel 249」「Ruby 1.9.1 patchlevel 378」を公開した。WEBrickプロセスを更新するまでは、WEBrickのログを閲覧しないよう呼びかけている。
JPCERT/CC、Webサイト改ざんとGumblarウイルスの感染で注意喚起
JPCERTコーディネーションセンター(JPCERT/CC)は2010年1月7日、Webサイトを改ざんするウイルス「Gumblar」の感染が昨年末から拡大していることを受け、注意喚起を行った。 OSやソフトウェアに最新の修正プログラムが適用されているか、Webサイトが改ざんされていないか確認するよう求めている。
シックス・アパート、脆弱性修正版のMovable Typeを公開
シックス・アパートは2010年1月6日、ブログソフト「Movable Type」のセキュリティ問題を修正したバージョン「Movable Type 5.01」と「Movable Type 4.27」を公開した。同社は、修正版へのアップグレードを強く推奨している。
エクセルソフト、OSS違法利用防止ツール「Palamida」を販売開始
エクセルソフト(本社:東京都港区)は2010年1月6日、オープンソースソフト違法利用防止ツール「Palamida」(パラミーダ)の販売を開始した。米PALAMIDA社の製品で、ソフトウェア内に含まれるオープンソースソフトのコードを自動検出してライセンスを確認できる。価格は要問い合わせ。
東証、Linuxベースの新売買システムを稼動
東京証券取引所は2010年大発会の1月4日、新売買システム「arrowhead」(アローヘッド)を稼動させた。Linuxベースの分散システムで、応答時間5ミリ秒の高速で売買注文の処理を高速化した。