WiMAX対応の次期Centrino搭載ノートPC、来年半ばに登場へ――AcerやLenovo、松下などが製品リリースを計画中

 WiMAX対応の次期Centrinoプラットフォーム「Montevina」(開発コード名)を搭載したノートPCが来年半ばにも登場する見込みだ。米国Intelは、サンフランシスコで開催中の「IDF(Intel Developer Forum)Fall 2007」(9月18日-20日)で、ベンダー各社がMontevinaプラットフォーム搭載のノートPCを来年中にリリースする見通しであることを明らかにした。

オープンソースDBの成熟度を計る[前編]

企業でのオープンソース・ソフトウェアの利用が活発化している昨今、データ活用の基盤となるデータベースにおいても、オープンソースのRDBMS(リレーショナル・データベース管理システム)が採用されるケースが増えてきている。だが、自社の業務内容やITシステムの状況に合致する製品の選定、導入は決して易しいプロセスではない。前編となる今回は、代表的なオープンソースDBについて、その特徴や最新版の技術・機能の成熟度について見ていく。

IBM、無料オフィス・スイート「Lotus Symphony」の提供を開始――Lotus Notesのホスティング・サービス提供計画も明らかに

 米国IBMは9月18日、同社のコラボレーション・クライアントの最新版「Lotus Notes 8」に含まれるプロダクティビティ・ソフトウェアを無料オフィス・スイート「Lotus Symphony」として新たに提供を開始した。マイクロソフトの「Office」スイートに対抗するのがねらいと見られる。

Cisco、「VFrame Data Center」に「VMware Virtual Infrastructure」を統合――Data Center 3.0戦略強化の一環として

 米国Cisco Systemsは9月12日、データセンターの物理リソースの一元管理とプロビジョニングを行う「VFrame Data Center(DC)」と、米国VMwareの仮想化ソフトウェア・スイートの「VMware Virtual Infrastructure」を統合し、「Data Center 3.0」戦略を強化/拡大すると発表した。

Dell、低価格なiSCSIストレージを販売開始――iSCSIの急速な普及を背景に小中規模SAN構築ニーズに訴求

 Dellは9月11日、同社のストレージ製品群「PowerVault」シリーズの新モデルとして、小中規模のネットワーク環境に適したiSCSI対応ストレージ「PowerVault MD3000i」を販売開始した。価格は、752,850円(ストレージ・コントローラ1基、73GBのHDD 2基などを含んだ構成)からとなっている。

中国政府のインターネット検閲は不完全――実証実験で明らかに

 米国の研究家グループによると、不快な情報が自国のインターネット・ユーザーの目に触れないようフィルタリングする中国政府の検閲システム(通称 Great Firewall of China)は、実際にはすべてを見渡せる監視塔のようなもので、真の意味でのファイアウォールではないという。監視されていると思わせることで国民に “自主検閲”を促したいというのが、中国政府の本音のようだ。

Yahoo!の新サービス「Yahoo! Mash」、従業員のうっかりミスで存在が明らかに――SNS刷新の目玉機能?Yahoo!は「まだアルファ版」と多くを語らず

 米国Yahoo!の従業員がニューヨーク・タイムズ紙の記者に誤って送付した電子メールがきっかけで、Yahoo!が準備している未発表のソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)「Yahoo! Mash」の存在が明らかになった。

VMworldが開幕。グリーンCEO「仮想化がデータセンターを変革する」――効率性が向上したESX Serverの新版を発表し、“仮想化市場リーダー”をアピール

 米国VMwareが毎年開催しているユーザー・コンファレンス「VMworld 2007」がサンフランシスコで9月11日に開幕した。IT業界における最注目トピックの1つである仮想化技術にフォーカスしたイベントとして、会期中(9月11日~9月13日)は、仮想化関連ベンダー各社からさまざまなセッションおよび展示が行われる。

BEA、次世代アプリ開発を支援する新プロジェクト「Genesis」を明らかに――BEA主催の年次コンファレンス「BEAWorld 2007 San Francisco」が開幕

 「パッケージ型のビジネス・アプリケーションの時代は終わりに近づいている。今後は、SOA(サービス指向アーキテクチャ)に基づいて開発された、ビジネスの変化にリアルタイムに対応できる次世代のコンポジット・アプリケーションの登場が求められる」──そう主張するのは、米国BEA Systemsの創設者で会長兼CEOのアルフレッド・チュアング氏だ。氏は、米国サンフランシスコで開催された同社の年次ユーザー・コンファレンス「BEAWorld 2007 San Francisco」(2007年9月11日~12日開催)の開幕基調講演において、ビジネスの変化にダイナミックかつ迅速に対応できる次世代ビジネス・アプリケーションの開発を促進する新プロジェクト「Genesis」の内容を明らかにした。