日本HP、シン・クライアント製品「ブレードPC」の新機種を発表──シン・クライアント事業の新戦略も披露

 日本HPは6月14日、同社のシン・クライアント製品「ブレード PC」シリーズの新機種「HP bc2000 Blade PC」を同日から販売開始した。併せて、その上位機種となる「HP bc2500 Blade PC」と、シン・クライアント機能を強化するソフトウェア2製品を8月中旬に販売すると発表した。

日本HP、IT統合や災害対策に適したハイエンドストレージの最上位機種

 日本ヒューレット・パッカード(日本HP、小田晋吾社長)は5月15日、IT統合や災害対策に適したハイエンドストレージ「HP StorageWorks ディスクアレイXPファミリ(XPファミリ)」の新製品「HP StorageWorks XP24000 ディスクアレイ(XP24000)」を6月11日に発売すると発表した。出荷は7月上旬の予定。

HP、AlphaServerの新規販売を打ち切り――OpenVMSアプリの行く末は? Itaniumプラットフォームへの移行をためらうユーザーも

 米国HPは、AlphaServerシステムの新規販売を今週末で打ち切る。これにより、OpenVMSに最適化されたハードウェア・プラットフォームが30年の歴史に終止符を打つことになる。しかし、HPが進めるOpenVMSの移行パスは、独立系ソフトウェア・ベンダー(ISV)のそれとは必ずしも一致しておらず、一部のユーザーは困難に直面する可能性がある。

日本HP、医療機関向け総合ソリューション、医療画像などの専用ストレージも

 日本ヒューレット・パッカード(日本HP、小田晋吾代表取締役社長執行役員)は4月2日、医療機関や医療パートナー向けに医療情報へのアクセス改善やプロセスの効率化を実現するソリューションの提供を開始したと発表した。併せて、医療画像や診察記録などの文書管理用専用ストレージも同日発売した。政府がu-Japan政策で重要項目として掲げている、医療用法システムの標準化や相互運用基盤の構築にともなう需要を狙う。

追跡:Linuxのインストールで失われた保証の行方

 Laura BreedenさんがCompaqブランドのノートPC、Presario C304NRを新しく買い求めたのは1月のことだ。彼女が新しいノートPCの購入に踏み切ったのは、Windowsとそれを巡るすべてのマルウェアから逃れてLinuxに移行したいと思ったものの、以前のノートPCにはUbuntu Edgyを実行できるほどのメモリとCPUパワーがなかったからだ。購入先の店員はC304NRが「Linux対応」だと請け合ってくれた。だが、Linuxを実行すると保証が無効になるとは説明してくれなかったのだ。

アシストと日本HP、品質や性能管理、サービス管理ソフト分野で協業

 アシスト(ビル・トッテン社長)と日本ヒューレット・パッカード(日本HP、小田晋吾社長)は3月12日、旧マーキュリー・インタラクティブ・ジャパンと日本HPの企業統合によってブランド再編された「HP Software」の中から、アプリケーション品質・性能管理とサービス管理ソフト分野において協業し、共同で旧マーキュリー製品の拡販、サポートを推進していくと発表した。

日本HPとSCS、HPC分野で提携強化、市場開拓やトータルソリューションも

 日本ヒューレット・パッカード(日本HP、小田晋吾社長)と住商情報システム(SCS、阿部康行社長)は2月28日、HPC(High Performance Computing=各種シミュレーションなど計算量の多いコンピュータ処理)分野の提携を拡大すると発表した。両社で協調ビジネスモデルを構築するとともにHPCに関するトータルソリューションを提供する「HPC共同検証センター(仮称)」も設立する。