日本HP、最大12本のHDDを搭載できる機種などx86サーバー2モデル

 日本ヒューレット・パッカード(日本HP、小田晋吾社長)は4月5日、高さ約9cmの薄型きょう体に最大12本のHDDを搭載できるx86サーバー「HP ProLiant DL320s」、「HP ProLiant DL320s」にWindows Storage Serverをインストールしたファイルサーバー専用機「HP ProLiant DL320s Storage Server」を発売した。

 2機種ともに、インテルのデュアルコアCPU「Xeon 3060」を搭載する1プロセッサのラックマウント型サーバー。「HP ProLiant DL320」に、SATA HDD搭載時で最大容量9TB(テラバイト=1000GB)のストレージ「HP StorageWorks MSA60」を組み合わせた設計で、従来は3U(約13cm)で実現していた機能を2U(約9cm)に収めた。また、標準でHDDのデータ保護に役立つRAIDコントローラ「Smartアレイ P400i/256」を搭載した。

 日本HPでは、ファイルサーバーやデータアーカイブサーバー、ストリーミングサーバーなど大容量のディスク領域を必要とするシステムでの利用を見込む。価格は「HP ProLiant DL320s」が39万4800円、「HP ProLiant DL320s Storage Server」が81万9000円から、4月下旬から出荷を開始する。

日本ヒューレット・パッカード=http://www.hp.com/jp/

提供:BCN