日本HP、IT統合や災害対策に適したハイエンドストレージの最上位機種

 日本ヒューレット・パッカード(日本HP、小田晋吾社長)は5月15日、IT統合や災害対策に適したハイエンドストレージ「HP StorageWorks ディスクアレイXPファミリ(XPファミリ)」の新製品「HP StorageWorks XP24000 ディスクアレイ(XP24000)」を6月11日に発売すると発表した。出荷は7月上旬の予定。

 「XP24000」は「XPファミリ」の最上位機種で、仮想化機能の強化により戦略的な情報管理と、高い拡張性、処理性能、信頼性を実現。従来機「XP12000」との比較テストでは、平均的な環境下で約1.5倍の高いパフォーマンスを発揮し、IT統合、情報ライフサイクル管理(ILM)や事業継続、災害対策のための基盤を提供する。最低構成時の価格は、5897万8500円から。

 また同時に、「XP24000」の導入に適した新しい従量型支払いプログラム「HP StorageWorks Utility Ready Storage」も発表した。最低3年以上の契約が必要なプログラムだが、1年ごとに基本容量や料金設定などのサービスレベルを見直し、更新できるのが特徴。これにより、初期投資を抑え、ストレージ需要の増加に応じた最適なコストで運用できる。提供開始時期は07年後半の予定。

日本ヒューレット・パッカード=http://www.hp.com/jp/

提供:BCN