The GNOME Projectは3月23日、デスクトップT環境の最新版「GNOME 42」を公開した。ダークモードを強化し、スクリーンショットのワークフローが新しくなるなどの強化が加わっている。GTK 4へのポーティングも進めた。
「GTK 4.2.0」が公開、レンダラーなどが強化
The GTK Teamは3月30日、UIツールキットの最新版となる「GTK 4.2.0」公開を発表した。
「GTK 4.0.1」がリリース、メディアサポートを強化
GUI作成ツールキット「GTK」の開発チームは1月12日、最新安定版となる「GTK 4.0.1」公開を発表した。
「GTK 4」が公開、メディア再生サポートなどが加わる
ツールキット「GTK」開発チームは12月16日、最新のメジャーリリースとなる「GTK 4.0」公開を発表した。
400件以上の不具合を修正した「Qt 5.15.1」が公開
フィンランドThe Qt Companyの「Qt」開発チームは9月10日、クロスプラットフォームのユーザーインターフェイス開発フレームワークの最新版「Qt 5.15.1」を公開した。
VPSでも高解像度&Xクライアントをローカル描画でGUI環境を徹底活用
お名前.comのVPS(KVM)では2012年10月からvmvgaドライバに対応し、仮想マシン上のサーバーサービスでも高解像度環境が利用できるようになった。一般にVPSサービスを活用する場合、WebブラウザベースのコンソールやSSH経由のターミナルで操作する場合が多く、これまではX Window SystemのGUIを使うことを想定していないユーザーも多かっただろう。一方でGUIを使える場面はいくつかあり、設定ツールなどによってはGUIで操作したい、もしくはGUI操作を前提に作られてしまっているものもある。ここでは、vmvgaドライバを利用した高解像度X環境の利用と、Windows上のPC Xサーバーを利用したWebブラウザ上のphpMyAdmin管理画面をローカル接続に限定する、2つの活用方法について解説していく。
ウィンドウマネージャ「FVWM 2.6」、5年ぶりの安定版リリース
4月15日、X11用ウィンドウマネージャ「FVWM 2.6」が公開された。FVWMは軽量さが特徴のウィンドウマネージャで、安定版のリリースは5年ぶりとなる。
X.Org、「X Server 1.6」をリリース
X.Org Foundationは2月25日、最新版「X Server 1.6」を発表した。「Direct Rendering Infrastructure(DRI)」や「X Input」などの機能が最新版にアップグレードされている。
エクセルソフト、Windows GUIアプリ開発ツールに新版
エクセルソフト(本社:東京都港区)は2009年2月25日、米Rogue Wave SoftwareのWindows GUIアプリケーション開発ツール最新版「Stingray Studio Edition 10.1」の国内販売を開始した。MFC(Microsoft Foundation Class)ライブラリを更新し、Windows Server 2008とVisual Studio 2008に対応した。価格は、32ビット版が32万6550円、32/64ビット版が47万6700円。
Qt、Javaバインディング「Qt Jambi」の開発打ち切りへ
Qt Software(フィンランドNokia傘下)は2月17日(オスロ時間)、QtのQUIライブラリのJava版「Qt Jambi」の開発を打ち切り、LGPLの下でオープンソースとすることを発表した。最後のリリースとなる「Qt Jambi 4.5.0_01」を3月に公開する予定だ。
Qt Software、「WebKit」統合を強化した「Qt 4.5」RC版リリース
Qt Software(フィンランドNokia傘下)は2月5日(ノルウェイ時間)、オープンソースのクロスアプリケーションフレームワークの最新版「Qt 4.5」リリース候補(RC)版を公開した。同社Webサイトでダウンロードできる。
「Java Swing」次期版は「保守的」アップグレードに──米Sun幹部
米Sun Microsystemsは2月4日(米国時間)、JavaのGUIフレームワーク「Swing」の次期版の方向性について、方針を明らかにした。次期版は保守的なアプローチをとり、革新的な新機能のために後方互換性をなくすバージョンを開発するようなことは考えていないという。
コンパイラを変えるだけでパフォーマンス向上、インテル コンパイラーの実力を見る
「よりパフォーマンスの高いプログラムを作成するにはアセンブラを駆使すべし」という話を聞いたことがある人も多いだろう。これは、C/C++言語で記述されたプログラムには冗長な部分があるため、ノウハウを持つプログラマがアセンブラでチューニングしたプログラムの方が高いパフォーマンスを得られる、ということであった。しかし、現在では必ずしもこのことは当てはまらなくなっている。その理由は、コンパイラの進化と、CPUおよびPCアーキテクチャの複雑化にある。
EasyGuiを用いたPythonスクリプトの簡易GUI化
Pythonスクリプトにグラフィカルインタフェースを実装する場合の選択肢としては、多少煩雑になるのは覚悟の上でTKinterなどのGUIプログラミングキットを用いるのが一般的だろう。ただしこの手法を実践するにはコーディングに関するかなり高度なスキルが求められるため、初心者レベルのPythonプログラマにとっては敷居が高いというのが実状である。こうした面倒なコーディングを経ることなく、Pythonスクリプトへの簡易的なGUI機能の組み込みを可能にしてくれるのが、本稿で紹介する EasyGui というモジュールだ。実際EasyGuiを利用した場合、数行のコードを追加するだけでPythonスクリプトをグラフィカル化できてしまうのである。
ユーザビリティを重視したXfceの新しいベータ版
マイナーリリースとはいえ、Xfceのバージョン4.6は比較的重要な意味を持つ。GNU/Linuxで第3の人気を誇るこのデスクトップ環境の改訂は、ほぼ2年ぶりであり、一般ユーザにはわかりにくいバグ修正や機能強化以外にも、膨大な数の変更が加えられている。その範囲は、予定表などのアプリケーションから、ミキサやログアウト画面、新たな設定エンジン、デスクトップの使い勝手にまで及ぶ。それらの相乗効果により、Xfceは強みである軽快さを犠牲にすることなく、ユーザビリティを高めることに成功している。