あくしゅ(本社:東京都新宿区)は2009年4月22日、クラウド環境で必要に応じてサーバ数を自動的に増減できるソフト「Wakame」をオープンソースで公開した。急激な負荷の高まりや、キャンペーンサイト構築などで一時的にサーバ増強する場合などでも、コストを抑えることができるという。
英Canonical、「Ubuntu 9.04」正式版リリース
英CanonicalのUbuntu開発チームは4月23日、予定通りに最新のLinuxディストリビューション「Ubuntu 9.04」(開発コード名「Jaunty Jackalope」)のDesktopとServerの両エディション、ネットブック向けNetbook Remixをリリースした。UbuntuのWebサイトでダウンロードできる。
米Sun、「GlassFish」「OpenSSO」などを「Amazon EC2」で提供
米Sun Microsystemsは4月22日(米国時間)、米Amazonのクラウドサービス「Amazon Elastic Compute Cloud(EC2)」で、「GlassFish Portfolio」などの自社オープンソースインフラソフトウェアの提供を開始したことを発表した。クラウド戦略を一歩進めることになる。
Javaクラスタソフト「Terracotta 3.0」リリース
米Terracottaは4月14日(米国時間)、オープンソースのJavaクラスタリングソフトウェア最新版「Terracotta 3.0」をリリースした。性能を大幅に強化し、管理や開発で新機能を追加した。同社Webサイトより無償版をダウンロードできる。
サイオス、「Google App Engine」上でJavaビジネスアプリケーションを開発
サイオステクノロジーは2009年4月13日、米グーグルのWebアプリケーション・プラットフォーム「Google App Engine(GAE)」上で稼働するビジネスアプリケーションをJavaで開発したと発表した。GAEにJavaのサポートが追加されたことを受けた。今後、GAE上で動作するアプリケーションの受託開発、技術コンサルティング、保守サービスなどを行うとしている。
「JJUG Cross Community Conference 2009 Spring」4月21日開催
日本Javaユーザグループ(JJUG)は、Java開発者カンファレンス「JJUG Cross Community Conference 2009 Spring」(CCC)を2009年4月21日に開催する。申込受付中。参加費は無料。
米Novell、クラウドイニシアティブ「Service-Driven Data Center」を発表
米Novellは4月9日(米国時間)、次世代データセンタービジョン「Service-Driven Data Center」を発表した。データセンターの構築、管理、運行、測定を低コスト、低リスクで実現するもので、同社のクラウドコンピューティング戦略の中核となる。
Google App EngineがJavaアプリに対応へ
米Googleは4月7日(米国時間)、Webアプリケーション環境のクラウドサービス「Google App Engine」の最新機能とJavaアプリケーションへの対応を発表した。Java対応は当面、利用者を限定したテスト運用となる。
「Ubuntu 9.04」がベータ版に
英Canonicalは3月27日、最新のLinuxディストリビューション「Ubuntu 9.04」のベータ版をリリースした。「GNOME 2.26」のサポート、クラウド機能などを特徴とし、性能も改善した。UbuntuのWebサイトよりISOイメージをダウンロードできる。
米Sun、Amazon対抗のクラウドサービス「Sun Cloud」を発表
米Sun Microsystemsは3月18日(米国時間)、クラウドコンピューティング戦略を発表した。MySQL、OpenSolarisなど自社技術を活用し、オープンで相互運用性のあるクラウドを特徴とするもので、クラウドサービス「Sun Cloud」ブランドで2種類のサービスを提供する計画だ。
米ClouderaがHadoopディストリビューションを発表、OSSクラウドプラットフォームをエンタープライズへ
ベンチャー企業の米Clouderaは3月15日(米国時間)、MapReduceのJava実装「Apache Hadoop」をベースとしたディストリビューション「Cloudera Distribution for Hadoop」を発表した。Hadoopの設定、実装、管理を容易に行うパッケージとなる。
Mozilla、開発環境をクラウドで提供する新プロジェクト「Bespin」発表
Mozilla Labsは2月12日、Webベースのプログラミング環境プロジェクト「Bespin」を発表、初期プロトタイプ「Bespin 0.1」を公開した。拡張性のあるWeb開発フレームワークで、開発者の生産性を改善するという。Mozillaの提唱する「Open Web」を進める狙いだ。
米Red Hat、グリッドを正式サポートした「MRG 1.1」を発表
米Red Hatは2月4日(米国時間)、リアルタイム機能を統合したLinuxディストリビューションの最新版「Red Hat Enterprise MRG 1.1」を発表した。最新版ではグリッドが正式対応となり、性能をさらに強化する。
グリッド向けインタフェース「g-Eclipse 1.0」リリース
コンピュータグリッド向けフレームワークを開発するg-Eclipse Consortiumは1月21日、「g-Eclipse 1.0」をリリースした。プロジェクトのWebサイトでダウンロードできる。同プロジェクトは欧州連合(EU)イニシアティブとしてスタートしたが、今後はEclipse Foundationに移籍し、他の欧州プロジェクト内で開発を進めていく。
米Sun、クラウドコンピューティングソフトのQ-layerを買収
米Sun Microsystemsは1月7日、クラウドコンピューティングソフトウェアを開発・提供するベルギーQ-layerを買収したことを発表した。金額は非公開。これにより、クラウドコンピューティング分野の製品・技術を強化する。
米Amazonのクラウドサービス「EC2」が正式版に、99.95%のSLA提供
Amazon.comの子会社Amazon Web Services(AWS)は10月23日(米国時間)、ベータ版として提供してきたクラウドサービス「Amazon Elastic Compute Cloud(Amazon EC2)」を正式版にすることを発表した。また、「Windows Server」に対応したEC2ベータ版の提供も開始した。