あくしゅ、クラウド環境のサーバ数を自動増減できるOSS「Wakame」リリース

 あくしゅ(本社:東京都新宿区)は2009年4月22日、クラウド環境で必要に応じてサーバ数を自動的に増減できるソフト「Wakame」をオープンソースで公開した。急激な負荷の高まりや、キャンペーンサイト構築などで一時的にサーバ増強する場合などでも、コストを抑えることができるという。

サイオス、「Google App Engine」上でJavaビジネスアプリケーションを開発

 サイオステクノロジーは2009年4月13日、米グーグルのWebアプリケーション・プラットフォーム「Google App Engine(GAE)」上で稼働するビジネスアプリケーションをJavaで開発したと発表した。GAEにJavaのサポートが追加されたことを受けた。今後、GAE上で動作するアプリケーションの受託開発、技術コンサルティング、保守サービスなどを行うとしている。

グリッド向けインタフェース「g-Eclipse 1.0」リリース

 コンピュータグリッド向けフレームワークを開発するg-Eclipse Consortiumは1月21日、「g-Eclipse 1.0」をリリースした。プロジェクトのWebサイトでダウンロードできる。同プロジェクトは欧州連合(EU)イニシアティブとしてスタートしたが、今後はEclipse Foundationに移籍し、他の欧州プロジェクト内で開発を進めていく。

Linuxマシンで分散型コンピューティングにボランティア参加する

 疾病の予防や気候変動の予測などは人類全体の問題として捉えるべき課題だが、ごく一般のユーザであっても手元のコンピュータの余剰リソースをボランティア参加させるという形で、そうした複雑な問題の計算処理に貢献することができる。これはボランティアコンピューティングとして知られるコンセプトであり、世界各国の研究機関や大学がこの方式を利用しているが、その多くはアフリカで蔓延するマラリアの予測と制御を目的とするmalariacontrol.netのように人類に貢献するプロジェクトに取り組んでいる。