米Novell、クラウドイニシアティブ「Service-Driven Data Center」を発表
米Novellは4月9日(米国時間)、次世代データセンタービジョン「Service-Driven Data Center」を発表した。データセンターの構築、管理、運行、測定を低コスト、低リスクで実現するもので、同社のクラウドコンピューティング戦略の中核となる。
Service-Driven Data CenterはNovellの最新のデータセンターイニシアティブ。サービス主導とビジネス中心をキーワードに、社内・外のクラウド、レガシー機能などさまざまなデータソースと異機種が混合する環境を、安全かつ規制に遵守した形で管理できる。
IT管理者は最新のソリューション体系を利用して、クラウドや自社システムを利用しながらエンドユーザーのニーズにあったビジネスサービスを提供、管理できるという。
技術コンポーネントとしては、構築では「SUSE Linux Enterprise」、管理では「PlateSpin」で提供する仮想化とワークロード管理プラットフォーム、測定では「Business Service Manager」ソリューションを利用する。
特徴は、技術中立性、柔軟性、容易さ。ITIL(Information Technology Infrastructure Library)を土台とすることでリスクを緩和する。また、安全で複製可能なデータサービスモデルを確立することで、複雑性を管理するという。
米Novell
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