Javaアプリケーションフレームワーク「Spring Framework」を提供する米SpringSourceは11月11日(米国時間)、オープンソースのスクリプト言語「Groovy」やフレームワーク「Grail」を開発・提供する米G2Oneを買収したことを発表した。これにより、GroovyとGrailsを利用する企業に、エンタープライズ級のサポートを提供できるとしている。
住友電工情報システム、Java開発フレームワーク最新版
住友電工情報システム(本社:大阪市)は2008年11月10日、Java開発フレームワークの最新バージョン「楽々FrameworkII バージョン5.0」の販売を開始した。ユーザインタフェースを刷新し、開発初心者向けのウィザード機能や、デザインテーマ設定や好みの業務画面レイアウトを保持できる機能などで使い勝手を高めた。
日本語にも対応した最新「NetBeans IDE 6.5 RC2」を公開
オープンソースプロジェクトのnetbeans.orgは2008年10月30日、統合開発環境「NetBeans」の最新リリース候補版「NetBeans IDE 6.5 RC 2(Release Candidate 2)」を公開した。RC2では、日本語、簡体中国語、ポルトガル語(ブラジルポルトガル語)版を用意し、マルチリンガル対応した。
日本ユニシス、オープンソースベースの中小規模システム向けフレームワーク「Maia」新版
日本ユニシスは2008年10月28日、オープンソースソフトをベースとした中小規模システム向けフレームワークの最新版「Maia 2.0」の提供を開始した。新たに「バッチ基盤」「非同期基盤」「帳票基盤」などの機能を追加した。同社のオープン系システム基盤「AtlasBase」の一部として提供する。
PHP開発者の7割がフレームワーク利用、デファクトは定まらず
PHP開発者の69%がアプリケーション開発で何らかのフレームワークを使用した経験があることが、アシアル(本社:東京都文京区)が2008年10月23日に発表したPHP動向調査で分かった。その際、JavaやRubyなどのようにデファクトスタンダードが存在せず、用途などに合わせて複数のフレームワークが使い分けられている実態も浮かび上がった。
STSD、Javaアプリケーションフレームワーク「wisdom」をオープンソースで公開
Webシステムの開発コンサルティングや導入支援などを手掛けるSTSD(本社:東京都渋谷区)は2008年10月7日までに、Javaアプリケーションフレームワーク「wisdomバージョン1.0」をオープンソースソフトとして公開した。業務アプリケーション開発でのプロセスの標準化や最適化、開発期間の短縮やコスト削減をサポートするという。