米SpringSourceと米Accenture、運用環境仕様の「Spring Batch」の提供開始
米SpringSourceと米Accentureは6月17日(米国時間)、オープンソースのJavaベースバッチ処理フレームワーク「Sping Batch」を運用環境向けに提供開始したことを発表した。企業はこれをベースに、カスタマイズしたバッチ処理アプリケーションを開発できる。
Spring Batchは、SpringSourceのオープンソースJavaアプリケーションフレームワーク技術「Spring」の一部。POJO(Plain Old Java Object)手法を用いたバッチ処理フレームワークで、トランザクション管理、ログ・追跡などによりトランザクションデータを処理できる。これを利用することで、企業はソフトウェアの保守などにかかるコストを削減できるという。
Accentureは昨年5月、同プロジェクトにコードを寄贈、以来SpringSourceと共同で開発を進めてきた。Accentureによると、すでに35社以上の顧客がSpring Batchを利用しているという。今回、運用環境仕様として提供する。Spring Batchは、Spring Frameworkのページよりダウンロードできる。
米SpringSource
http://www.springsource.com
米Accenture
http://www.accenture.com
Spring Batch
http://www.springframework.org/spring-batch/