STSD、Javaアプリケーションフレームワーク「wisdom」をオープンソースで公開
Webシステムの開発コンサルティングや導入支援などを手掛けるSTSD(本社:東京都渋谷区)は2008年10月7日までに、Javaアプリケーションフレームワーク「wisdomバージョン1.0」をオープンソースソフトとして公開した。業務アプリケーション開発でのプロセスの標準化や最適化、開発期間の短縮やコスト削減をサポートするという。
wisdomは業務アプリケーションの開発を目的としたフレームワークで、「システム開発のロジックの組み方」がテンプレートとしてフレームワーク中に決められており、何がどこでどのように実装されているか分かりやすいのが特徴という。
仕様書と体系づけて開発を行うため、システム開発作業自体を正規化・最適化したプロセスとして運用することが可能。また、外部・内部設計書とフレームワークとの体系付けにより、ドキュメントなどの保守も容易で、資料の品質も向上するという。SourceForge.JPにある同プロジェクトのページからダウンロードできる。ライセンスはMIT。