NTTデータ、.NET向け「TERASOLUNA Server/Client」フレームワークをオープンソース化

 NTTデータは2008年7月14日、アプリケーション開発基盤「TERASOLUNAR(テラソルナ)」の.NET向けフレームワーク「TERASOLUNA Server Framework for .NET」と「TERASOLUNA Client Framework for .NET」をオープンソース化して公開した。あわせて「TERASOLUNA」関連情報をまとめたポータルサイトを開設した。

 「TERASOLUNA」は、プロジェクト管理、開発プロセス、フレームワークなどの技術を組み合せ、包括的にシステム開発をサポートするソリューション。同社のシステム開発で得られたノウハウをフィードバックして開発。実際に業務に活用している。

 同社では、2007年11月から「TERASOLUNAフレームワーク」のオープンソース化を開始。まず「TERASOLUNA Server Framework for Java(Web版)」をオープンソース化したあと、システム開発手順書を公開。2008年1月29日には「TERASOLUNA Batch Framework for Java」「TERASOLUNA Server Framework for Java(Rich版)」をオープンソースで公開した。.NET向けは第三弾となる。

 「TERASOLUNA Server/Client Framework for .NET」は、Webアプリケーションやスマートクライアントアプリケーションを開発するためのフレームワーク。アプリケーションの品質を均一にでき、Visual Studioを利用することで開発生産性を向上させられるという。

 また、TERASOLUNAポータルサイトでは、TERASOLUNAプロダクトの紹介のほか、導入事例やQ&Aなどを提供、各フレームワークのダウンロードページも整備した。【鴨沢 浅葱/Infostand】

NTTデータ
http://www.nttdata.co.jp/

「TERASOLUNA」ポータルサイト
http://www.terasoluna.jp/