Debian Projectは7月11日、Linuxディストリビューション「Debian 7.6」をリリースした。セキュリティ問題を修正したメンテナンスリリースとなり、全ユーザーに対しアップデートを推奨している。
「Debian 7.5」がリリース、セキュリティ問題を修正
Debian Projectは4月26日、Debian 7(コードネーム「wheezy」)の最新安定版「Debian 7.5」をリリースした。Linuxカーネルがバージョン3.2.57にアップデートされ、OpenSSL関連などのセキュリティ問題の修正も行われている。
独自のDebパッケージやaptリポジトリを作ってみよう
DebianやUbuntuでは、Debパッケージという形式でソフトウェアが配布されているが、公式に配布されているパッケージを利用するだけでなく、パッケージを自分で作成して利用することも可能だ。本記事では独自のDebパッケージを作成する方法や、apt-getコマンドで独自に作成したパッケージをインストールできる独自リポジトリの作成方法を紹介する。
「大統一Debian勉強会 2013」、6月29日に千代田区・日本大学駿河台キャンパスにて開催
2013年6月29日、東京都千代田区の日本大学駿河台キャンパスにて「大統一Debian勉強会2013」が開催される。各地のDebian勉強会とDebian JP Projectが共同で開催する、Debianに関する大規模な勉強会で、今年のテーマは「Level up Debian」。開発者からユーザーまで幅広いDebianユーザーを対象とし、さまざまなセッションやライトニングトークなどが行われる。参加費は無料。
2年3か月ぶりのメジャーアップデート、「Debian 7.0」リリース
Debian開発チームは5月4日、Linuxディストリビューション「Debian 7.0」(開発コード「Wheezy」)をリリースした。1つのシステムに複数の異なるアーキテクチャ向けバイナリをインストール/実行できる「Multiarch」サポートや、XCPおよびOpenStackといったクラウド関連技術のサポート強化などが特徴となる。
ARM版Ubuntu Serverのインストールも可能! 小さくてもパワフル、OpenBlocks AX3活用レシピ
ぷらっとホームが発売した小型サーバーの新モデル「OpenBlocks AX3」は、CPUにiPadなどで採用されているのと同じ、ARM Cortex-A9コアをベースとしたMarvellのARMADA XPを採用、低消費電力ながら高い性能を持っているのが特徴だ。本記事ではこのOpenBlocks AX3の活用例として、パーソナルクラウドやVPNサーバー、Webフィルタリングルーターなどを紹介する。また、最近注目されているARM版のUbuntu Serverをインストールして使用する方法も解説する。
ARMアーキテクチャの高速CPU搭載、フルモデルチェンジしたOpenBlocks徹底レビュー
ぷらっとホームが超小型サーバー「OpenBlocks」の新モデルである「OpenBlocks Aファミリ」を発売した。OpenBlocks AファミリではARM系CPUの搭載によって処理性能が大幅に向上し、IAサーバーからの置き換えもできるという。本記事ではOpenBlocks AX3を試用し、ハードウェアおよびソフトウェアの特徴やベンチマークテスト結果、使用感などを紹介する。
The Debian Project、Open Source Initiative(OSI)にアフィリエイトメンバーとして加入
The Debian Projectは3月30日、同団体がオープンソースを推進する非営利組織Open Source Initiative(OSI)のアフィリエイトメンバーとして加入したことを発表した。OSIの変革に助言を行うことになるという。
Debian、「Debian 7」でマルチアーキテクチャサポート機能「Multiarch」対応へ
Debian Projectは7月26日、2013年リリース予定の「Debian 7」(Wheezy)で、「Multiarch」機能に対応する計画を発表した。amd64システム上でi386のアプリケーションを実行するといったことが可能になるという。
Debian Project、ソフトウェア特許をわかりやすく説明するFAQを公開
Debian Projectは7月9日、フリーソフトウェア開発者向けにソフトウェア特許を解説するドキュメント「Community Distribution Patent Policy FAQ」を公開した。特にディストリビューションコミュニティに向けたもので、特許のリスクについての啓蒙を目的とする。
FreeBSDカーネルのサポートも加わった「Debian 6.0」(Squeeze)公開
Debian開発チームは2月6日、最新版「Debian 6.0」(Squeeze)をリリースした。2009年2月にバージョン5.0(Lenny)を公開後、2年ぶりの最新版公開となる。FreeBSDカーネルを採用した「Debian GNU/kFreeBSD」が実験的に加わったほか、多くの変更が加えられている。
Debian、自動コード解析プロジェクト「DACA」を発表
Debian開発者は12月16日、バグの検出と修正を支援するコード解析プロジェクト「Debian’s Automated Code Analysis(DACA)」を発表した。現在、「cppcheck」など2つのコード分析ツールがリストされている。
リリースが遅れているDebian GNU/Linux 6.0、8月にコードフリーズ予定
Debian Release Teamは6月14日、次期版「Debian GNU/Linux 6.0」(開発コード「Squeeze」)の開発状況とリリース予定をアップデートした。Python 2.6へのアップデート作業を終了後にコードフリーズし、公開準備に入るという。フリーズ時期は8月後半を見込んでいる。
「Lenny」の4回目となるメンテナンスリリース「Debian GNU/Linux 5.0.4」登場
Debian Projectは1月30日、最新の安定板「Debian GNU/Linux 5.0.4」をリリースした。メンテナンスリリースとなり、セキュリティ問題の修正が中心となる。
Debian、ブートシステムで「Upstart」採用へ
Debian開発者は9月5日付けのメーリングリストで、ブートシステムをSytem-VのinitからUpstartに変更する計画を発表した。Linuxカーネルの進化により、イベントベースのブートシステムを採用する必要があると判断したという。
Debianが固定リリースサイクルを採用、1年おきの12月にフリーズ
Debian Projectは7月27日、次期版より開発サイクルに時間ベースの要素を取り入れ、2年に1度の12月にフリーズし、その後6カ月以内にリリースするというポリシーを発表した。
Debian GNU/Linuxのコードを検索できる「Debian Source Search」が公開される
5月24日、Debian GNU/Linuxのソースコードを検索できる「Debian Source Search」が公開された。約70GBのDebianのソースコードインデックスを検索できる。
初心者にも扱いやすくなった Debian GNU/Linux 5.0 (lenny)
メジャーなLinuxディストリビューションの中で、もっともマニアックな香りがするのがDebian GNU/Linuxではないだろうか。インストールが難しい、システム設定が複雑といったイメージからか、これまでは初心者に敬遠されていた感は否めない。そのDebian GNU/Linuxの最新安定版(stable)リリースであるバージョン 5.0(コードネーム「lenny」)が、2009年2月14日にリリースされた。カーネルを2.6.26とした今回のバージョンアップでは、それほど目新しい新機能は少ないが、安定性と使い勝手の向上に重点が置かれている。筆者が1週間ほど使った感想としては、かつての難解で質実剛健といったイメージは影を潜め、デスクトップOSとしての完成度も、人気のUbuntuと比較してもそれほど遜色ない感じだ。なお、セキュリティ的な面の強化点として、LinuxをセキュアOS化するSELinuxが標準でインストールされるようになった(ただし、デフォルトでは無効になっているので有効にするには設定が必要)。
「Debian GNU/Linux 5.0」(lenny)が正式リリース
Debianプロジェクトは2009年2月14日、最新Linuxディストリビューション「Debian GNU/Linux バージョン 5.0」(コードネーム:lenny)を正式リリースした。多くのストレージ機器で使われているMarvellの「Orion」プラットフォームや、ASUSTeK Computerの「Eee PC」などネットブックのサポートなどを追加した。「4.0」(etch)から22カ月ぶりのアップグレード。
フリーソフトウェアとフリードキュメント
FSFが公開している文書の多くはフリーソフトウェアではない、と言うと、驚く向きもあるようだ。しかし、それは事実である。