Androidにおける知的所有権侵害が認められる――Oracle対GoogleのJava訴訟

 「AndroidがJavaの知的所有権を侵害している」という米Oracleの主張を受けて始まったOracle対Googleの係争で、北カリフォルニア北部地区連邦地方裁判所の陪審員は5月7日(米国時間)、AndroidがJavaの著作権を侵害しているとする一部評決を下した。だがGoogleが主張するフェアユースについては意見が分かれたままとなったようだ。

BusyBoxの初期開発者であるBruce Perens氏、SFLCによるBusyBoxのGPL違反訴訟に不満を示す

 Debianプロジェクトの設立などオープンソースへの貢献で知られる開発者、Bruce Perens氏は12月15日、Software Freedom Law Center(SFLC)が「BusyBox」の利用について家電メーカーを相手取って起こしたGPL違反訴訟にコメントした。初期のBusyBox開発者というPerens氏は、SFLCやBusyBoxから訴訟についての情報を得ていなかったという。

FSF、RIAAファイル共有訴訟で「フリーソフトウェア運動に反する」とRIAAを非難

 全米レコード協会(RIAA)による個人ユーザーを相手取った訴訟で、フリーソフトウェアを推進する非営利団体、Free Software Foundation(FSF)が、個人ユーザーを弁護する意見書を提出した。FSFでは、「RIAAの行為はフリーソフトウェア運動にとって有害」とその理由を説明している。

欧州フリーソフト団体ら、ライセンス侵害報告・解決のためのガイドを発表

 欧州フリーソフトウェア財団(FSFE;Free Software Foundation Europe)は12月8日、フリーソフトウェアライセンスの誤用を報告・解決するためのガイドを発表した。フリーソフトウェアを利用する企業や団体向けのもので、ライセンス侵害を発見した際にどうすればよいのかなどをアドバイスしている。

記録するということ

「:-)」を横から見て「人間の笑顔」、あるいは意味的に「(笑)」と読ませるのを、英語圏ではオリジナルの(タイポグラフィカル)スマイリー(Typographical Smiley)と呼ぶ。現在では膨大な種類に達した、いわゆる「顔文字」(emoticon)の元祖である。顔文字というと今では当たり前の存在で、それゆえその重要性が語られることもあまりないが、トーンや大きさで感情を表現できる声を使わずとも、文字だけで様々な感情やニュアンスを明示的に表現することが出来るようになったという点では、これは人類のコミュニケーションにおける革命なのである。まあ、そんなに大げさなものじゃあないですかね :-)