ZINGA、企業向けシンクライアント情報管理サービス開始、資本提携も

 サイボウズ(青野慶久社長)とインデックス・ホールディングス(椿進社長)の共同出資会社、ZINGA(ジンガ、大森洋三社長)は5月14日、携帯電話・パソコンなど利用端末に関係なく、取引先情報の管理・利用ができる法人向けシンクライアント情報管理サービス「Zinga」を開始すると発表した。

Open Solutions Alliance、相互運用性の促進活動に関するロードマップを公開

 Open Solutions Alliance(OSA)から、同団体における最初のメジャープロジェクトであるCommon Customer View Prototypeに関する内容も含めた、相互運用性の促進活動についてのロードマップがリリースされた。またOSAからは、Unisys、CentricCRM、JasperSoft、Openbravo、SpikeSourceの役員から成るボードメンバの人事についてのアナウンスも出されている。

Pentaho、自社オープンソースBIツールを次期OpenOfficeに統合――新たなユーザーの獲得を目指し、OpenOfficeコミュニティと協力

 BI(ビジネス・インテリジェンス)ベンダーの米国Pentahoは4月19日、OpenOfficeコミュニティと協力関係を結んだと発表した。Pentahoは、オープンソースのBIツールを次期「OpenOffice.org」に統合することで、同オフィス・スイートのユーザーに自社製品をアピールしたい考えだ。

非営利団体のOSA、オープンソース・ソフトの相互運用に向けて本格始動――今後の活動内容と新プロジェクトもあわせて発表

 オープンソース・ソフトウェアの普及と相互運用性向上を目指すOSA(Open Solutions Alliance)は4月18日、今後の活動内容の詳細と、新プロジェクト「Common Customer View」の概要を発表した。今年2月に発足してから2カ月が経過しているが、具体的な活動内容が明らかになったのは今回が初めてとなる。

日立、知的生産性を高めるワークスタイル改革ソリューション

 日立製作所(古川一夫執行役社長)は4月9日、職種、業態に合わせた最適な業務形態や、用途に応じた業務環境を提案し、知的生産性を向上させる「ワークスタイル改革ソリューション」の提供を4月11日に開始すると発表した。価格は個別見積もり。2010年度までの累計で120億円の売り上げを目指す。

日立情報、保険業務をサポートする少額短期保険業向けASPサービス

 日立情報システムズ(日立情報、原巖執行役社長)は3月27日、共済団体などの少額短期保険業向けに、同事業者として必要な業務を一括してサポートするASPサービス「AGMate/SSI(エージーメイト/エスエスアイ)」を開始した。価格は初期導入費が6000万円、システム利用料が月額250万円。

サイボウズなど、Webデータベースを基盤にした内部統制支援システム

 サイボウズ(青野慶久社長)とブリングアップ(国吉拡CEO)は3月19日、従業員2000人以下の中堅企業を対象に、内部統制支援システム「ガンマエンジン・フォー・サイボウズ(ガンマエンジンFC)」の提供を同日から開始したと発表した。税別価格は初年度が年額500万円、2年目以降は年額100万円。