ターボリナックス、AsteriskベースのIPコールセンターソフトを発売
ターボリナックス(本社:東京都渋谷区)は、オープンソースのIP-PBXソフト「Asterisk」をベースにしたIPコールセンター構築ソフト「InfiniTalk CallCenter+」を2007年6月に発売する。低コストでコールセンターシステムを構築できるのが特徴で、1席あたり従来の約3分の1で済むという。
NTTひかり電話ビジネスタイプ対応のIP-PBXソフト「InfiniTalk」の機能拡張オプション。InfiniTalkはAsteriskをベースとしており、CallCenter+では、1台のサーバで、着信キュー、オペレーター管理、着信振り分け、着信ポップアップ、通話録音、モニタリングなどの機能を提供。また、オプションで音声自動応答機能も利用できる。
在宅オペレーターや複数拠点を束ねるバーチャルコールセンターの構築、Webサイトとの連携が可能で、Webサイトを訪れた顧客が自分の電話番号を入力すると自動的にコールバックする「Web自動コール機能」なども利用できる。また、Webアプリケーションを開発できるよう、独自のAPIを提供する予定。
対応OSはTurbolinux 10 Server、90日間のインストールサポートが付属する。価格は外線1チャネルあたり8万1900円。別途InfiniTalkのライセンスが必要(10ユーザーで20万7900円から)。また、サーバ構築や障害対応、24時間監視などの有償サポートメニューを用意した。【鴨沢 浅葱/Infostand】
ターボリナックス
http://www.turbolinux.co.jp/