アドビとBIGLOBE、企業向けASPサービス事業で提携、第1弾は電子文書管理

 アドビ システムズ(ギャレット イルグ社長)とNECビッグローブ(BIGLOBE、飯塚久夫代表取締役執行役員社長)は10月24日、アドビのアプリケーション群とBIGLOBEの高信頼性サービスプラットフォームを連携して実現する企業向けASPサービス事業を、日本市場でも共同で展開すると発表した。第1弾は、企業におけるセキュアな電子文書管理を実現する「BIGLOBEドキュメント コントロール サービス」を発売した。

日本ユニシス、複数のビジネス環境にも対応するERPソリューション

 日本ユニシスは、1企業内に複数のビジネス環境が存在する、いわゆるハイブリッドビジネスに対応できるERPソリューション「Hybrish(ハイブリッシュ)」を発売した。5ユーザー分のライセンス価格は、会計モジュールが290万円から、会計+物流モジュールが780万円から、会計+物流+生産モジュールが1480万円から。

オープンソースに一歩近付いたO3Spaces 2.2

 O3Spaces Workplaceは、コラボレーションとドキュメント管理を行うためにワークグループや企業で使用する、プロプライエタリな統合アプリケーションである。登場から約1年を迎えるこのほど、その開発元から、バージョン2.2のベータ版がリリースされた。この新バージョンには、驚嘆すべき新機能は特に搭載されていないものの、Microsoft SharePointに取って代わる有力な選択肢としての地位を確かなものにすることを目指して、さまざまな改良が加えられている。

日本オラクル、中堅企業向けアプリケーションのパートナープログラムを発表

 日本オラクル(新宅正明社長)は10月4日、中堅企業向けアプリケーションのパートナープログラム「Oracle Accelerate(オラクル・アクセラレート)」を発表した。このプログラムを基軸に、パートナー各社との協業を強化、「Oracle Applications」の中堅企業向けビジネス拡大を狙う。

ブリングアップなど、文書化から運用評価まで一元管理する内部統制システム

 サイボウズ(青野慶久社長)の連結子会社であるブリングアップ(国吉拡代表取締役CEO)は、サン・プラニング・システムズ(三谷進社長)と業務提携し、内部統制の文書化から整備運用評価までを一元管理する内部統制システム「ガンマエンジン・フォー・サイボウズ 2.0i」を9月19日に発売した。税別価格は300万円。

DNAなど、内部統制文書などを自動作成する「JSOX クイックドキュメント」

 ドラゴン・ネットワークス(DNA、松田辰夫社長)とJMC(伊東茂文社長)、レビックグローバル(川口泰司社長)の3社は9月4日、共同で企画・開発した内部統制文書化作業を効率化する「JSOX クイックドキュメント」システムを発売し、9月27日からASPサービスも開始すると発表した。

ナチュラシステムズ、HOSと業務支援システムで技術提携

 ナチュラシステムズ(西高弘社長)は、帳票作成ソフト開発・販売などのエイチ・オー・エス(HOS、服部達郎代表取締役)と技術提携した。ナチュラシステムズの業務支援ソフト「フロントシステム」および「Shuhali」と、HOSの帳票作成ソフト「シーオーリポーツ 帳票クリエータ」を組み合わせたシステムを共同開発する。

OSAのCommon Customer Viewによる相互運用性の向上

 サンフランシスコ発 ― 昨日(7日)のLinuxWorldでOpen Solutions Alliance(OSA)がプロトタイプアプリケーションを披露し、オープンソースアプリケーション間の相互運用性の向上を実演してみせた。このCommon Customer View(CCV)のプロトタイプは、JasperSoft、Centric CRM、Adaptive Planning、TalendをはじめとするOSA会員組織によるオープンソース製品間でデータの統合を行うものだ。CCVには、SpikeSourceが手がけ、Open Source License(OSL)の下でリリースされた新しいシングルサインオン(SSO:Single Sign-On)機能も含まれる。

KMSI、豪Yellowfin社製のBIツール「Yellowfin」を国内で販売

 京セラ丸善システムインテグレーション(KMSI、北村寬社長)は、日本で初めて、豪Yellowfin社(グレン・ラビーCEO)の経営情報分析ツール(BIツール)「Yellowfin(イエローフィン)」の販売・サービスにおける総代理店契約を締結し、7月から販売を開始した。価格は136万5000円から。初年度に1億5000万円の売り上げを目指す。

ウイングアーク、PDF自動レポート生成機能を搭載したBIツール

 ウイングアーク テクノロジーズ(内野弘幸社長)は7月9日、データ活用ソリューション「Dr.Sum EA」シリーズで、複雑な集計結果を見やすく美しい表にまとめ、高精度なPDF出力を実現する機能を搭載した「Dr.Sum EA Datalizer Professional for Web」を発売した。税別価格は、1サーバーライセンスで150万円。